華厳の滝や袋田の滝、白糸の滝などをはじめとする日本の有名な滝の中で、トリップノートの6万3千人の旅行好きトラベラー会員(2020年8月現在)が実際に行っている順に、全国の人気の滝ランキングをご紹介します!

1位:華厳の滝(栃木県)

出典:tripnote.jp

和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならんで「日本三名爆」のひとつに数えられます。48もの滝があると言われる日光周辺で最もよく知られている滝で、中禅寺湖の流出口にあり、高さ97mの岸壁を轟音とともに一気に落下する様は壮大。滝壺の近くにある観瀑台(かんばくだい)までエレベーター(有料)で行けるので、ぜひ近くでこの迫力を感じてみてください。

2位:白糸の滝(長野県)

写真:PIXTA

岩肌から湧き出る地下水を利用してつくられた人工の滝。高さ3m、幅70mにわたり、白い絹糸のような滝が帯状に流れる様子はとても美しく、訪れる人をうっとりさせます。紅葉や新緑の季節はより一層美しさを増し、また夏には幻想的なプロジェクションマッピング「軽井沢・白糸の滝ライトアップイリュージョン」を開催し人気を集めています。

3位:袋田の滝(茨城県)

出典:tripnote.jp

「袋田の滝」も日本三名瀑のひとつ。久慈川の支流滝川に架かるこの滝は、高さは120m、幅は73mの大きさを誇ります。大岩壁を四段に流れることから「四度の滝」とも呼ばれており、四季折々にさまざまな姿を見せるのが特徴。

写真:PIXTA
写真:PIXTA

秋には紅葉が美しく、冬には滝が凍結し神秘的。春には氷が溶け出し新緑が清々しく、夏には太陽の光にキラキラと輝く滝が、豪快に流れ落ちます。

4位:那智の滝(和歌山県)

写真:PIXTA

栃木県の「華厳の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならぶ日本三名瀑のひとつ。滝の落ち口の岩盤には3つの切れ目があり、三筋になって落ち始めることから「三筋の滝」とも呼ばれています。落差133m、滝壺の深さは10mと、一段の滝としては落差日本一の滝。流れ出る水の量はなんと毎秒1トン程度にも及ぶといわれ、まさに圧倒的なスケールを誇ります。

5位:竜頭の滝(栃木県)

写真:PIXTA

「華厳滝」と「湯滝」と並ぶ奥日光三名瀑のひとつです。210mもの高さを誇るこの滝は、滝壺の近くが大きな岩によってふたつに分かれており、これが龍の角(頭)のようだとして「竜頭の滝」と名づけられました。滝のふもとにある「龍頭之茶屋」の奥には観瀑台があり、竜頭の滝を真正面に見ることが可能。滝が見える席もあるので、滝を見ながらお団子やお雑煮をいただくのもいいですね。

6位:白糸の滝(静岡県)

写真:PIXTA

世界遺産富士山を構成する資産のひとつ。昭和11年(1936年)に、国の名勝および天然記念物に指定されました。ほとんどが富士山の湧き水で、高さ20m、そして幅はなんと150m。その名のとおり、まるで白い絹糸が流れ落ちるような美しさにはうっとりしてしまいます。晴れている日には角度によって虹が見えていることもありますよ。

7位:吹割の滝(群馬県)

出典:tripnote.jp

国の天然記念物に指定されており、東洋のナイアガラと言われるほど美しい滝。高さ7m、幅30mにもおよびます。滝が巨大な岩を吹き割ったように見える独特の形状から「吹割の滝」と名づけられました。見上げる滝ではなく、見下ろす滝というのも珍しく、この場に立つと想像以上のスケールに圧倒されることでしょう。2000年に放送されたNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングに登場した滝としても知られています。

8位:鍋ヶ滝(熊本県)

出典:tripnote.jp

小国町の山の中にポツンとある絶景スポット。滝を裏側から眺めることができる数少ない滝のひとつで、別名「裏見の滝」とも呼ばれています。高さ10m、幅20mの滝はマイナスイオンたっぷり!裏から見るとまるでカーテンのようで、かつて生茶のCMのロケ地として使用されました。GW期間中には滝を裏側からライトアップするイベントも開催されます。

9位:真名井の滝(宮崎県)

写真:PIXTA

パワースポットとしても名高い高千穂峡の代名詞とも言える滝。日本の滝百選にも選出されており、切り立った峡谷から流れ落ちる滝の落差は約17mです。天真名井の水が水源で、地下を通りこの地に流れ出ていると言われています。貸しボートで滝へ近づくことができるので、ぜひ利用してみて。また夏期には日没から22時まで滝のライトアップが行われ、幻想的な姿を楽しむことができます。

10位:湯滝(栃木県)

写真:PIXTA

華厳滝、竜頭の滝とならぶ奥日光三名瀑のひとつ。湯ノ湖から流れ出る滝で、落差は70m。最大幅約25mの岩壁を勢いよく流れ落ちる様子が豪快です。滝壺のあたりには観瀑台があり、滝との距離も近く迫力ある姿を楽しむことができるほか、滝の上に続く遊歩道を登れば、世にも奇妙な“滝の始まり”を眺めることができます。また観瀑台の近くには「湯滝レストハウス」があり、お食事やお土産の購入ができます。