トマトジュースの効果
①ダイエット効果
1つ目は、トマトジュースを飲むとダイエット効果が期待できます。食物繊維が豊富に含まれているので、ポッコリお腹が気になるという人におすすめです。また、カリウムの働きによりむくみケアをすることができます。むくみがあると身体の血行が悪くなり太りやすくなるので、トマトジュースを飲んでスッキリさせましょう。
ダイエットでカロリーを抑えるために食事制限をすると、空腹感が辛いですよね。トマトジュースは、100gあたりおよそ17kcalしかありません。カボチャ93kcal・ピーマン22kcal・キャベツ23kcalなので、他の野菜と比べても非常に低カロリーとなっています。
そのため、トマトジュースは、他の野菜とミックスされたジュースよりも低カロリーです。低カロリーなのに飲みごたえがあり満腹感を得やすいので、ダイエットに適した美味しい飲み物となっています。
②美肌効果
2つ目に期待できる効果は、美肌効果です。ビタミンCの働きで、お肌のくすみやシミのケアをすることができますよ。また、ビタミンCを摂取すると、コラーゲンがお肌の中で作られやすくなるので、シワやたるみのケアにもおすすめです。
β-カロテンが含まれているので、色艶の良い美肌に導く働きもありますよ。そして、トマトジュースの真っ赤な色素の元であるリコピンは、肌トラブルの元である活性酸素を抑える働きがあるとされています。リコピンの抗酸化作用は、β-カロテンの2倍・ビタミンEの100倍と言われています。
③身体の調子を整える
3つ目は、トマトジュースを飲むと身体の調子を整える効果が期待できます。トマトジュースには、他の野菜ジュースに比べ、GABAが多く含まれています。
GABAはアミノ酸の一種で、身体の調子を整えてくれるだけでなく、ストレスや緊張を和らげる働きもあります。また、興奮を鎮めたり、睡眠の質を高める効果もあるとされています。
④視界を整える
4つ目は、トマトジュースを飲むと視界を整える効果が期待できます。長時間パソコンをしたり、書類をチェックしていると目が疲れてきますよね。疲れやストレスが溜まると、目元の血の巡りが悪くなるからです。
目が疲れた時は、ぜひトマトジュースを飲んでみてください。トマトジュースに含まれるリコピンの働きにより、目元の血行が良くなり視界が整えられると言われています。
⑤UVケア効果
5つ目は、トマトジュースを飲むとUVケア効果が期待できます。日焼けする前のタイミングでトマトジュースを飲むことで、ビタミンCやリコピンの働きによりUVダメージを軽減できると言われています。また、紫外線に当たった後のお肌のダメージを回復する働きもあるとされています。
トマトそのものを食べるよりも加工品で摂取した方が、2倍~3倍も多くリコピンを吸収しやすくなります。特に、トマトジュースにはリコピンが多く含まれているので、内側からのUVケアにおすすめです。美容のためにUVケアをしたい人は、日焼けする前と後のタイミングでトマトジュースを飲むと良いですよ。
トマトジュースの美味しい飲み方のアレンジレシピ5選
①ソルティーシュガートマトジュース
1つ目のアレンジドリンクレシピは、ソルティーシュガートマトジュースです。塩と砂糖を加えるだけの飲み方で、とても美味しくなりますよ。ポイントは、きび砂糖を使うことです。柔らかみのある甘さが引き立ち、味わい深くなります。塩が入ったトマトジュースを使う場合は、砂糖だけ加える飲み方をしてください。
ソルティーシュガートマトジュースの材料(1杯分)
- トマトジュース200ml
- 塩ひとつまみ
- 砂糖スプーン1杯
ソルティーシュガートマトジュースのレシピ
- グラスにトマトジュースを注ぎます。
- 塩をひとつまみ入れます。
- 砂糖をスプーン1杯入れてよく混ぜたら完成です。
②甘酒トマトジュース
2つ目のアレンジドリンクレシピは、甘酒トマトジュースです。飲む点滴とも称される甘酒を加えることで、疲れがとれやすいドリンクに仕上がりますよ。甘酒といってもアルコールは含まれていないので、運転前や小さなお子様でも安心して飲むことができます。
甘酒トマトジュースの材料(1杯分)
- 甘酒100ml
- トマトジュース100ml
甘酒トマトジュースのレシピ
- グラスに甘酒を注ぎます。
- トマトジュースを加えて混ぜたら完成です。
③炭酸レモントマトジュース
3つ目のアレンジドリンクレシピは、炭酸レモントマトジュースです。シュワっと爽やかな味が口の中に広がる、おしゃれなノンアルコールカクテルです。
炭酸には身体の巡りを高める働きがあり、レモンはビタミンCが豊富です。また、ミツバチが集めた花粉の塊であるビーポーレンを散らすことで、疲れがとれやすくなると言われています。
炭酸レモントマトジュースの材料(1杯分)
- 炭酸50ml
- レモン汁適量
- トマトジュース150ml
- ビーポーレンひとつまみ
炭酸レモントマトジュースのレシピ
- グラスに炭酸を注ぎます。
- レモン汁を加えます。
- トマトジュースを加えて優しく混ぜます。
- ビーポーレンを入れたら完成です。
④オレンジトマトジュース
4つ目のアレンジドリンクレシピは、オレンジトマトジュースです。ポイントは、冷凍したカットオレンジを皮ごと使うことです。ビタミンCをたっぷり摂取できて、柑橘系の爽やかさを味わうドリンクに仕上がりますよ。
オレンジトマトジュースの材料(1杯分)
- 冷凍カットオレンジ数個(好みで量を変えましょう)
- トマトジュース100ml
オレンジトマトジュースのレシピ
- 冷凍カットオレンジをミキサーに入れます。
- トマトジュースを注ぎ、ミキサーをかけたら完成です。
⑤ミルクトマトジュース
5つ目のアレンジドリンクレシピは、ミルクトマトジュースです。トマトジュースと牛乳を一緒に飲むと、トマトジュースだけの時よりもリコピンとβ-カロテンの吸収率がおよそ3倍になると言われています。
おすすめの飲み方の比率は、トマトジュース1:牛乳1となっています。甘さをプラスしたドリンクにアレンジしたい時は、ハチミツをスプーン1杯加えるのがおすすめです。
ミルクトマトジュースの材料(1杯分)
- 牛乳100ml
- トマトジュース100ml
- はちみつスプーン1杯
ミルクトマトジュースのレシピ
- コップに牛乳を入れます。
- ハチミツを加えて混ぜます。
- トマトジュースを注ぎ、混ぜたら完成です。