玄米は低GI食品ですが、そもそも低GIって何が良いの?
玄米が太りにくい食品と言われる理由の一つとして、
低GI食品であることが挙げられます。
そもそもGIってなんだっけ?という方のために説明すると、、、
わたしたちは食事をすると、
摂取した食べ物が体内で、糖質に変わり血糖値が上昇します。
その血糖値が上がるスピードを測ったものが、GI(グリセミック・インデックス)なのです。
GI値が低いほど、血糖値が緩やかに上がるので、
低GI食品を摂取することは、糖尿病の予防にもなります。
そもそも、血糖値が急激に上昇すると体にどのような負担がかかるのでしょうか。
血糖値が上昇すると、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌され、
血糖値を下げようとしてくれます。
しかし、「インスリン」には体内のブドウ糖をエネルギーとして、
筋肉や肝臓に取り込むことを促してくれる働きがある一方で、
余ったブドウ糖は、グリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄積されてしまうのです。
つまり、過剰な「インスリン」の分泌は、脂肪燃焼を抑制したり、脂肪の蓄積を促してしまうのです。
だからこそ、「インスリン」の分泌を抑えるために、
血糖値の上昇を緩やかにするような食事を意識することが大切なのです。
そして、このGI値が55値以下と定められている低GI食品の代表格が、
玄米などの「茶色い炭水化物」です。
反対に、GI値が70以上のものは高GI値食品と呼ばれ、
いわゆる「白い炭水化物」に代表される、太りやすい炭水化物と言えます。
以上、今回は、太りやすい炭水化物「白い炭水化物」と
太りにくい炭水化物「茶色い炭水化物」の違いについて述べさせていただきました!
茶色い炭水化物の代表格である、「玄米」は「白米」よりも栄養価がかなり豊富で、
さらに低GI食品なので、常食にとてもおすすめです。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、
噛めば噛むほど甘くなる玄米は慣れるととても美味しいし、豊富な食物繊維の働きで腸活になります。
逆に胃腸が弱い方は、お粥などにすると消化がよくなると思います。
最近は、白米を玄米に変更することのできる定食屋さんなども増えてきているので、
ぜひ機会があれば一度「玄米」を試してみてください!!
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本日のまとめ
- 「白い炭水化物」は太りやすい、「茶色い炭水化物」は太りにくい。
・「玄米」は、「白米」より圧倒的栄養価が高い。しかも低GI。
・血糖値の急激な上昇抑える低GI食品は、インスリンの過剰分泌抑えるから体に優しい食品。
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提供・味覚ステーション
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