【髪がはねる】対策①ドライヤーを正しく使う
この対策は「つむじの影響を受けている」「髪の状態が良くない」の2つの原因に有効な髪がハネない方法です。入浴後の濡れた髪に、毎朝の髪のセットに。ドライヤーを使った正しい乾かし方、セットの仕方を解説します。毎日行うことなので、1日でも早く正しい髪がハネない方法をマスターして実践していくことが大切です。
①霧吹きで頭皮まで濡らします。入浴後はそのままでOK。つむじの影響を受けてはねやすい髪を直すのに重要な行程です。
②タオルドライして大まかな水滴を取り除きます。拭きすぎないように注意しましょう。
③髪へのダメージを軽減するように、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントを生え際一センチを避けて髪全体にもみこみます。
④顎を引いて下を向き、髪を下方向(肩の前・ボブの人は耳の横)に流します。そして後頭部からドライヤーをあてて乾かしましょう。生え際中心に乾かすのがポイントです。
下を向いたままでいるのが辛い場合は、前を向いたままでも大丈夫です。その場合は、毛先を指で挟んで前へひっぱりながら、後ろから前に向かって乾かしてください。
⑤最後につむじの影響を受けていない状態を維持するため、冷風をあてるとより効果的です。
⑥毛先がまだ濡れていれば乾かます。
美容院では基本的につむじの流れを確認して、それに合わせたカットをしてもらえます。美容院に行って間もないのに髪がはねるという方は、大抵の場合は髪の乾かし方・セットの仕方に問題があります。
つむじの影響を受けていない状態にするための方法なので、ストレートヘアの方もパーマをかけている方も共通して使える乾かし方・セットの仕方です。
このような乾かし方、セットの仕方をすることで、美容院にいったばかりのような自然な仕上がりになりますよ。
【髪がはねる】対策②お手入れで保湿をしっかりと行う
この対策は主に「髪の状態が良くない」の原因に有効な髪がハネない方法になります。単純な話ですが、髪の状態が良くなれば髪ははねなくなります。髪の内側・外側の両面から補修・保護しましょう。
①まずは洗髪中に保湿力の高いシャンプーとトリートメントでスカスカになっている髪の芯を補修します。
②髪を乾かす前にヘアオイルや洗い流さないトリートメントをもみこんで、髪表面のキューティクルを保護します。
洗髪中のトリートメント、その後のヘアオイルや洗い流さないトリートメントをつける際には、生え際一センチにはつけないようにしてください。
生え際の髪とは、生えたばかりで大きなダメージを受けていない髪ですので、過剰なケアは必要ありません。むしろ毛穴詰まりの原因になる可能性があります。生え際は毛穴の皮脂を取り除き、頭皮の保湿することを重要視しましょう。
【髪がはねる】対策③髪がはねにくいヘアスタイルにする
「髪がはねにくい髪型にする」という対策・髪がハネない方法を行う場合、気にするべきポイントは2つ。「毛先の高さ・毛の量」と「つむじの流れ」です。
「毛先の高さ・毛の量」は分かりやすいですよね。毛先がちょうど肩の辺りにくるボブやミディアムヘアは避けるのが無難です。また、毛の量はシャギーやレイヤーは入れずに重さを出したヘアスタイルがおすすめです。
伸ばしかけのときなど、毛先の高さを調節できない場合には、髪がはねることを利用したヘアスタイルでも素敵ですよ。自然な外ハネボブといったヘアスタイルやレイヤーをしっかりと入れたミディアムウルフは、はねる髪を利用したヘアスタイルだと言えます。
パーマをかけたヘアスタイルにしてしまうというのも1つの手です。髪がはねても気にならないようなボブのパーマヘア、つむじの流れに合わせたパーマヘアは、毎朝の髪のセットが面倒な方には強い味方になるでしょう。
ぜひ美容師さんに「髪がはねにくい髪型」にしたいと相談してみてください。きっとあなたに似合う髪型の中から様々なヘアスタイル案を出してくれます。
もう1つの気にするべきポイントの「つむじの流れ」も、美容院に行けば解決します。
美容院では、基本的につむじの流れを考慮してカットしてもらえます。そのため、あなたのつむじの流れによってヘアスタイルの選択肢が減ることはありません。なりたいヘアスタイルに合わせて、つむじの流れを計算して美容師さんがカットしてくれます。
美容師さんには、「その場限り美しければOK」なんて人はまずいません。帰宅してからもお客さんがその髪型を気に入って、笑顔でいられるようにと思ってくれているはずです。もし「美容院で見た時は良かったのに、一度髪を洗って乾かした後は気に入らない」という方は、あなたの髪の扱い方に問題があることがほとんどでしょう。
美容院で髪型を決めるときには、毛先の高さ・毛の量の方についてよく相談しましょう。