――え、眉尻にもっと長く描き足してた!
山下:眉尻を長くするとちょっと老けて見えちゃうんですよね。眉頭より眉尻が下がらないようにしましょう。
◆2)パウダーでニュアンスを足していく
●使ったコスメ:Fujiko(フジコ)「足しパレ 05抜け感アイブロウ」
山下:今回はここにパウダーを使ってニュアンスを足していきます。Fujiko(フジコ)の「足しパレ 05」のブラウンとピンクを使います。2色をブラシにとって手の甲でなじませたら、眉全体にベールをかけるようにサッサッサッとのせていきます。眉の真ん中あたりからのせていって、眉頭は濃くならないよう軽くのせましょう。
なんか眉の印象がふんわりしたでしょ?付属のブラシでもいいんだけど、アイシャドウ用ブラシくらいの少し太くて柔らかいものの方が簡単にふわっと描きやすいかも。
――面白い! 眉毛1本1本の印象が薄れてなんだか印象が柔らかくなりました。
山下:でしょ? ここで1回スクリューブラシで眉をとかしておきます。眉頭は立ち上げて、あとは斜め横に流すように整えて。眉尻は下げないようにね。
◆3)最後に眉マスカラを。流行はピンクやベージュ
●使ったコスメ:CEZANNE(セザンヌ)「極細アイブロウマスカラ」
山下:ここで、眉マスカラを塗っていきます。今回はCEZANNE(セザンヌ)の眉マスカラのピンクブラウンを使おうかな。ピンク味が足されて可愛いです。
――眉にピンク?昔は髪の毛の色と眉毛の色を合わせましょうみたいなセオリーがあったと思うけど、今は違うんですか?
山下:今はアイブロウパウダーでも眉マスカラでもニュアンスカラーみたいな淡い色が多く出ていて、必ず髪色に合わせるものではないですね。特に眉マスカラはベージュ系とかピンク系の淡い色が流行りです。