道後温泉本館や松山城、しまなみ海道などをはじめとする愛媛県の観光スポットの中で、トリップノートの6万3千人の旅行好きトラベラー会員(2020年8月現在)が実際に行っている愛媛の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:道後温泉本館
道後温泉の中心に圧倒的な存在感を放ちながら建つレトロな建物。公衆浴場としては初めて、国の重要文化財に指定されました。木造三階建ての堂々たる風貌が印象的で、大屋根のてっぺんにある振鷺閣の刻太鼓は必見。夏目漱石や伊藤博文、正岡子規など多くの著名人にも愛された名湯です。
1階と2階に温泉があり、チケットによって入れる場所が違います。おすすめは湯上り後にお茶&お茶菓子をいただける2階席か3階個室。お部屋からは松山の街並みを見ることができます。
2位:松山城
松山市街の中心にそびえる標高132mの勝山に建つ松山城は、伊予松山藩の初代藩主・加藤嘉明(かとうよしあき)によって江戸時代初期に建設されました。守りやすい地形に加え櫓や門が要所に配置されている堅固な要塞で、国の重要文化財が21点残されています。
登城口はいくつかありますが、一般的なのは路面電車の大街道駅から歩いて行ける東雲(しののめ)口です。山麓駅「東雲口」と松山城のある山頂駅「長者ヶ平(ちょうじゃがなる)」を結ぶロープウェイとリフトがあり、景色を眺めながらゆったりと山を登っていくことができます。
江戸期以前から今日まで現存している12天守の中で最も高い場所にあり、最上階からは瀬戸内海をのぞむ360°のパノラマビューが広がります。
3位:道後ハイカラ通り
道後温泉駅から道後温泉本館まで続く、道後のメインストリート。松山と愛媛のスイーツやお土産が豊富なことでも人気です。いよかんジェラートやみかんソフトクリームが食べられる「みかんの木」や、カステラ生地に餡子を包んだ六時屋タルトで有名な「六時屋」、病み付きになるじゃこ天の「谷本蒲鉾店 道後店」など、道後を訪れたならぜひ歩きたいアーケード。
4位:道後温泉
3,000年の歴史を有し、日本最古の温泉地である愛媛県の道後温泉は、有馬温泉・白浜温泉とともに”日本三古湯”と称されています。風情のある佇まいが魅力的な、明治27年に建造された木造3階建ての公衆浴場「道後温泉本館」は道後温泉のシンボル的な存在。公衆浴場としては初めて重要文化財に指定されました。
そのほか、2017年12月26日にリニューアルオープンした「椿の湯」、そして同日の2017年12月26日にグランドオープンした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」と、全部で3つの公衆浴場があります。
また道後温泉の玄関口である「道後温泉駅」は、明治時代の駅舎を再現したらレトロな佇まいが素敵です。駅舎の中にはスターバックスコーヒーが入っており、2階からは座席によって放生園(ほうじょうえん)や電車を眺めることができます。
5位:坊っちゃん列車
松山市駅、古町、道後温泉駅などの松山市内を走る路面電車。現在走っている列車は復元されたもので、明治21年から67年間のあいだ活躍していた蒸気機関車をモデルにしています。かつては石炭の蒸気で動いていましたが、現在はディーゼルエンジン。煙突から出る煙のように見えるものは、蒸気を煙に見立てています。
道後温泉のレトロ情緒な雰囲気にもよくマッチする「坊っちゃん列車」は、松山を訪れたなら乗ってみたい列車です。
6位:しまなみ海道
広島県尾道市から愛媛県今治市までの瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を、全長約60kmの橋で結んだ道路。道路の正式名称は西瀬戸自動車道といいますが、瀬戸内しまなみ海道の愛称で多くの人々に親しまれています。
広島県の尾道市から、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島、伯方島(はかたじま)、大島と連なり、愛媛県の今治市へと続きます。生口島にある“未来心の丘”がSNSで話題の「耕三寺博物館」や、大三島にあるパワースポット「大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)」など、観光地がたくさんあります。
また、広島・愛媛両県により、自転車用道路の整備が進められてきました。レンタサイクルターミナルや、自転車&歩行者専用レーン、推薦ルートの道標の青いラインが道路に引いてあるなど、サポートが充実しています。美しい瀬戸内海の絶景を眺めながらサイクリングを楽しめることもあり、しまなみ海道はサイクリストの聖地とも呼ばれています。
7位:放生園
1時間ごとに夏目漱石の小説『坊っちゃん」の登場人物が現れて、ユーモアたっぷり動く「坊っちゃんカラクリ時計」が目印の広場。道後温泉本館の湯釜から湧き出る温泉を利用した、ぜいたくな足湯も併設されており、地元の人や観光客の憩いの場となっています。
8位:来島海峡大橋
大島から武志島、馬島を中継して今治市をむすぶ、世界初の3連吊り橋で、全長は4,105m。しまなみ海道で最も長い橋です。橋の両側に小型バイク道と自転車歩行者道が設けられており、橋の上からは、景勝地として知られる来島海峡の絶景が楽しめます。「来島海峡大橋ライトアップカレンダー」でライトアップを行なっている日を確認できるので、夜景を楽しみたい方は事前に確認して出かけてみてくださいね。
9位:道後温泉駅
道後温泉の玄関口である「道後温泉駅」は、明治時代の駅舎を再現したレトロな佇まいが素敵です。駅舎の中にはスターバックスコーヒーが入っており、2階からは座席によって放生園(ほうじょうえん)や電車を眺めることができます。
10位:松山城ロープウェイ
松山城の登城口はいくつかありますが、一般的なのは路面電車の大街道駅から歩いて行ける東雲(しののめ)口です。山麓駅「東雲口」と松山城のある山頂駅「長者ヶ平(ちょうじゃがなる)」を結ぶロープウェイとリフトがあり、景色を眺めながらゆったりと山を登っていくことができます。料金はいずれも往復510円(小学生260円)。天候が良い日は開放感たっぷりのリフトがおすすめです。