満を持しての主演ドラマの思わぬ“苦戦ムード”を受けて、放送作家はこう話す。

「そもそも、香取さんの地上波連ドラ復帰作となった21年放送のドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』も全8話の平均世帯視聴率は5.5%というものでしたからね。同ドラマはテレ東系でオンエアされていたということもあり、フジ系列で放送される今作は多少の上積みは見込めるかもしれませんが、シビアな話、香取さんの潜在的な数字はこのていどなのかもしれません。フジの上層部が過度な期待を寄せ過ぎたきらいは確かにあるでしょう」

 こうした厳しい声も一部からはあるが、香取は第2話以降での巻き返しを成功させてその勢いをさらに加速してほしいものだ。

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)