昨年12月11日放送の音楽特番『2024 FNS歌謡祭』の第2夜では、香取が9年ぶりに同番組に登場。
同局では11年ぶりとなる主演作品となる『日本一の最低男』の主題歌にも起用されている「Circus Funk(feat.Chevon)」を披露し、歌手別の瞬間最高視聴率を記録した。
さらに、同月17日放送のゴールデン特番『星になったスターたち』ではタレントの上沼恵美子とともにMCを担当。
同月23日放送の女優・天海祐希と石田ゆり子がMCを務めるトークバラエティー番組『天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋』、7年ぶりに復活した1月4日放送の『おじゃMAP!!』などにも出演している。
テレビ局関係者は明かす。
「次々にオファーを出しても快諾してくれるし、視聴者の反応も上々。それに、ある番組で紹介されていた有名占星術師いわく、今年の干支と星座の組み合わせによる『上半期最強運ランキング』で、年男のへび年×みずがめ座の香取は最強運なんだとか。年始の『おじゃMAP!!』放送は、4月改編でのレギュラー化への布石とも言われていますし、運気の良さを味方に今後さらなる活躍が見られるだろうと業界内ではもっぱらです」
もっとも、ここに来てそうした香取の好調ムードに陰りが見えつつあるといった見方もという。
「香取さんの主演ドラマ『日本一の最低男』が1月9日に初回を迎えたのですが、平均世帯視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と前評判ほどの“数字”は残せませんでした。盟友である草なぎさんの友情出演に加えて、放送開始前には香取さん自ら情報番組に出演したり、フジも昼の時間帯に06年に香取主演で放送された“月9”ドラマ『西遊記』を再放送したりと、番宣にもかなり力を入れていましたからね。そうした中でのこの数字ということで……。ただ、言うまでもなく現在は、視聴率だけで人気は測れないというのも業界では定説です」(前出のスポーツ紙の芸能担当記者)