ワークライフバランスとは
ワークライフバランスとは、仕事と生活のバランスが取れている状態のことを指します。生活には、家庭生活だけでなく、地域生活や個人の自己啓発などさまざまな活動が含まれます。
これらのプライベートと仕事のどちらも充実させる働き方や生き方が、ワークライフバランスを実現できている状態といえるでしょう。
内閣府の「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」によると、ワークライフバランスが実現された社会とは「就労による経済的自立ができること」「健康で豊かな生活のための時間が確保できること」「多様な働き方・生き方が選択できること」の3つが実現された社会とされています。
また、ワークライフバランスは、働いている人だけのものではありません。年齢を問わず、子育て中の人、子どもがいない人、結婚していない人などさまざまな人がワークライフバランスを充実させることが、社会を豊かにします。
ワークライフバランスの実現によるメリット
ワークライフバランスが実現すると、次のようなメリットがあります。
それぞれにあった働き方ができるようになる
例えば、在宅勤務や時短勤務が可能になれば、自分のライフスタイルやライフステージに合わせた働き方ができるようになります。
その結果、子育てや介護をしながらでも働けるようになるでしょう。また、何らかの事情で働くことが困難だった人も自身の生活に合わせた働き方ができるようになれば、新たな雇用につながる可能性が広がります。