メーガン夫人は、その後もティーンの被災者に衣服や美容品を支給するなどの支援活動を行っているが、ネット上は炎上するばかり。

 そんな中、社会的影響力の強い英紙「インディペンデント」のウェブ版が、「メーガン・マークルが良いことをしているのに、悪く見られてしまうのには、それ相応の理由がある」という見出しの記事を掲載。執筆したのは歴史家で作家のテッサ・ダンロップで、ネット上で「これ以上ないほど的確」だと話題になっているのだ。

 記事は、「何をしても、何もしなくても非難されるサセックス夫妻」「支援活動をしている大勢のセレブの中で、非難の対象に選ばれたのは“プリンセル・マークル”。彼女は本当に何をやってもうまくいかない」と同情しつつ、夫人は慈善活動をしても私欲のためにやっていると疑われるから叩かれるのだと分析。

メーガン夫人は「野心的な女優のイメージが強い」

 「被災者はヘンリー王子とメーガン夫人が来てくれたことを喜んだに違いない」「エリザベス女王とウィリアム皇太子が、ロンドン西部のグレンフェル・タワー火災の被害者を慰め励ました時のことを彷彿させる」としつつ、「でも女王と皇太子はフルタイムで公務を行う王族であり、国の君主として被害者を慰問した」「一方、2020年に王室を離脱した王子夫妻は、100%利他的だとは言えない。慈善活動を通して、モンテシートの豪邸でのセレブな暮らしを維持する資金を稼がなければならないから」とした。

 続けて、「王室に生まれ育ったヘンリー王子は、“王子”という事実に基づき“握手するだけでありがたがられる存在”でいられるかもしれないが、元女優のメーガン夫人はそうはいかない」「メーガン夫人は(人気ドラマに出演していた)女優だ。慈善家というよりは、競争の激しい業界で成功を収めた、尊敬に値する努力家で、また野心的な女性だというイメージのほうが強いからだ」と断言。

 「メーガン夫人は王族と結婚したが、王室のルールを守り、公務を行うことは嫌がった。そうしないと王族としての称号もライフスタイルも得られないのに、夫人は『そんなことはしたくない』と拒否した。しかし、“サセックス公爵夫人”の称号は持ち続けたい。その考えは身勝手だと感じられる。だから、彼女が慈善活動をしても、『純粋に人助けをしたいのではなく、“サセックス公爵のブランド”を持ち続けたいから慈善活動をしているのだ』という疑惑を持たれるのだ」と見解を示した。

メーガン夫人は「最悪のタイミングで行動する」