小室圭さんの母、佳代さんが自叙伝『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版)を出版する。男性問題、金銭スキャンダルで世間から猛批判を浴びた佳代さんだけに、本の内容に注目が集まっている。
佳代さんの私生活におけるスキャンダルがマスコミで次々報じられた当時、秋篠宮さまはどのような様子だったのか? 皇室ジャーナリストの江森敬治氏によるインタビュー録『秋篠宮』(小学館)を、歴史エッセイストの堀江宏樹さんと読み解いていきます。
目次
・結婚延期は小室家の問題ではない、と断言する秋篠宮さま
・小室批判は気にもしていない素振りで、完全無視する秋篠宮さま
・秋篠宮さまは、一日も早く嫁がせてやりたかった?
・小室さんへの不満より「結婚すること」を重視した?
・『秋篠宮』では、宮内庁や側近の問題を指摘
※2022年7月16日公開記事を再編集しています。
結婚延期は小室家の問題ではない、と断言する秋篠宮さま
――2018年2月、眞子さんと小室さんの結婚が2年延期されるという発表が宮内庁からありました。発案は眞子さまだったそうです。すでに小室圭さんの身辺には多くの不安材料があることが明らかになり、その中には小室さんの母親・佳代さんの金銭問題など重大問題が含まれる中での延期発表でした。
この発表の少し前、『秋篠宮』(小学館)の著者でジャーナリストの江森敬治さんは秋篠宮さまへ取材をしていたのに、秋篠宮さまは31年も親交のある江森さんにも延期を知らせていなかったとあります。
堀江宏樹氏(以下、堀江) このあたりから、宮さまの態度はさらに理解しづらいものになっています。メッキが剥がれたように、次々とボロが出てきてしまう小室さんとその家族に対し、こともなげに振るまいすぎている印象があります。
江森さんによると、結婚延期を宣言した後の宮さまは安堵の表情でした。しかし、「眞子さまのご結婚が延期されましたが、正直なところ、お父様としてもホッとされましたか?」と直球で聞かれると、その答えは「二人はそれでも結婚しますよ」という驚がくの回答。