ポイント1:パウダーは最小限に抑えて粉っぽさを解消
ベースメイクで老け見えする原因となるのが、フェイスパウダーの塗りすぎです。フェイスパウダーにはキメや毛穴を整えて見せる効果や、メイク崩れを防ぐ効果が期待できるため、たっぷりと塗り重ねたくなる方も少なくないようです。
しかし、肌に粉を重ねれば重ねるほど乾燥が進みます。粉っぽく仕上がった肌は実年齢より老けて見えやすくなるため、粉を使う量は最小限に留めることが大切です。
パフを使って塗ると粉がしっかりとつきやすいため、フェイスブラシに粉を含ませて必要な部分に必要な量だけを塗ることをおすすめします。大きめのブラシでふんわり塗るとより薄づきに仕上がりますが、小さめのブラシなら目周りなど狙った部位にも塗りやすいですよ。
今回使用したのは、ビービーラボ「プラセンエッセンスパウダー〈フェイスパウダー〉」(税込4,950円 2025年2月4日発売)。
ブランドの主力成分であるプラセンタエキスを配合し、しっとりとした感触で乾燥を防ぎながらふんわりサラサラの肌に整えます。毛穴のカバー力が高く素肌からきれいにみえ、40代の筆者の肌にとてもフィットするアイテムです。
ポイント2:目元は淡い色の陰影と自然な束感まつげに
アイメイクで重要なのは、適度な抜け感です。近年は、アイシャドウで濃い色を使わず複数の淡い色を重ねて陰影をつくるのが主流であり、目力を出すよりもやわらかな陰影でナチュラルに目元の存在感を高めることをおすすめします。
大人の目元にくっきりとした涙袋メイクは避けたいところですが、淡いアイシャドウで下まぶたにもさりげない陰影を与えると、ナチュラルに目が大きく見えます。涙袋にはハイライトカラーを、涙袋の下の黒目幅には中間色に使う赤みを帯びたブラウンを細く入れると、自然に目元が大きく見えるでしょう。
マスカラは束感を出すのがおすすめです。適度に存在感を出しつつ抜け感も表現できるため、バランスのよい目元に仕上がります。束感を出すには、まつげを数本ずつくっつけるように塗りますが、やや難しく感じる方も少なくないでしょう。近年は束感仕上げにできるマスカラが増えているので、そうした商品を選ぶと意識しなくても簡単に仕上がります。