今週の第1位は、先週に続いて文春の中居正広スキャンダルの第2弾。

 女性セブンのスクープから始まった中居のSEXスキャンダルだが、まだまだこの“事件”には不明な点が多い。

 中居側も認めているが、23年の6月に、そこに呼ばれたX子と中居の間に「性的なトラブル」があったことは間違いない。

 その後、中居と女性との間で弁護士を仲介して話し合いがあり、中居側は彼女に慰謝料として9000万円もの慰謝料を払った。

 その際、2人の間で、このことは口外しないという念書のようなものを交わしたようだ。

 9000万円という金額には驚くが、中居という売れっ子タレントからすれば、これでスキャンダルが表に出ないのであれば、決して高くはないのだろう。

 だが、なぜかこのスキャンダルが女性セブンで報じられ、後追いした文春に対して、当事者のX子が、「“加害者”もフジに対しても私は許してないし、怒ってる気持ちももちろんあるし……」と語ったため、他のメディアも一斉に追いかけ始め、大スキャンダルに発展してしまったのである。

 だが、和解し、口外しないと取り交わしたX子が、なぜ、口外しないという約束を反故にしたのだろうか。

 X子は、中居と会ったのは、フジテレビの幹部から誘われたためなのに、当日、その幹部は来なかったため、中居と2人きりになり、そこで中居から性加害を受けたというのだが、“女衒”のようなことをしたといわれるフジの幹部というのは誰なのか?

 フジテレビ側は、この件に関与した人間はフジにはいないと否定するコメントを発表したが、それは事実なのか?

 フジを含めてテレビ局は、中居の出演する番組を差し替えたり、休止にしたりと大慌てだが、中居への聞き取り調査はこれからだというのに、何をそんなに慌てふためいているのだろう。

 中居のCMスポンサーも次々に降りてしまっている。だが、中居側からは危機感がそう感じられないのはなぜなのだろう。