肝が据わっている人の心理と特徴④ 視野が広い
肝が据わっている人は、視野が広いという特徴があります。
では、視野が広いとはどのような意味でしょうか。
例えば、自分の事だけを考えて行動する人は、いつも自分の得することに目を向けているのに、周りが見えていないために失敗するという事があります。
反対に周りに気を使っている人は周りがよく見えているために、いざ自分のために動こうという時に何をすればいいのか的確に判断できるのです。
このように、周りに常に気を配って状況を客観的にとらえることが出来る人は視野が広いと言えるでしょう。
状況をより捉えやすくなり、肝が据わるとも言えます。
視野が広がることで肝が据わる人の心理
では、どのような心理状態において、肝が据わっている人は客観的な視点で物事を見ることが出来るのでしょうか。
それは、常日ごろから周りの人に気を配っているからなのです。自信があって積極的な人は周りから自己中心的に見られがちですが、実は周りに対してちゃんと取り計らって行動している事があるのです。
かつて日本で小泉純一郎氏が総理大臣を務めていた頃、よく「KY」とか「空気を読む」という言葉が流行っていました。
そんな頃、非常識と剛腕で知られた小泉総理は「空気を読めないのではなく、空気を読まないのだ」と評論されていました。
彼の行った改革には今でも賛否ありますが、確かに視野が広く肝が据わった政治家だったのだと思えます。
肝が据わっている人の心理と特徴⑤ 人生の経験値が高い
肝が据わっている人は、人生の経験値が高いという特徴があります。
では、人生の経験が高いとはどのような意味を指すのでしょうか?
それは誰かに相談されたときに話をしっかりと聞いて、的確な答えをしてあげられるという事です。
肝が据わると、ちょっとしたことでは動じず、また他人の相談に冷静に乗ることもできるようになります。
経験によって肝が据わる人の心理
では、どのような心理状態において、肝が据わっている人は経験を自信に繋げているのでしょうか。
例えば、人生の経験が高い人といえば恐らくお年寄りでしょう。生きてきた時間が違うので当然、年を取る方が経験が高いと言えるでしょう。そして経験とは失敗の数だと思います。
つまり、失敗した時にどのようにリカバリーしたのか、あるいは失敗してどの程度の被害を被るかを予測できるという事です。