○月○日、とあるプロジェクトチームのミーティングの前にメンバー同士が歓談していました。
Aさんが週末に行っていた伊豆旅行に関して話していた時に、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Izu is amazing. You should visit there someday.
(伊豆は素晴らしいです。ぜひいつか行ってみて下さい。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

visitの意味は「~を訪問する」で、後ろに名詞を置く「他動詞」として使われることが一般的です。
また、there=in/at/to that place「その場所で・に」を表します。
「(ある場所の範囲内、圏内、内側、中)で~をする(行動をする)」イメージがあり、
「訪れる場所の対象」としては使わない単語なのです。

◆正しい英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Izu is amazing. You should go there someday.
(伊豆は素晴らしいです。ぜひいつか行ってみて下さい。)

Izu is amazing. You should visit someday.
(伊豆は素晴らしいです。ぜひいつか行ってみて下さい。)
※visitを自動詞として使う。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

その他の「そこに行く」の、ありえるパターンは以下の通りとなります。

(○)go there
(○)go to that place
(×)go that place
(×)visit there
(○)visit that place
(○)visit it
(○)visit

実は相性の悪い単語の組合せがありますので、気をつけていきたいですね。

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