安心した老後生活のためには、公的年金だけに頼るというのでは心もとないです。時間を味方につけて、少額で老後資金を準備するよう心掛けましょう。
途中引き出しができないiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用して、「仕組化」を確定させておくといいでしょう。
まとめ
以上、現状の洗い出しと、比較的実践しやすい取り組みについてご紹介してきましたが、「まずい」と問題意識を抱いた時点で、「すぐに」「貯蓄額を増やす仕組化」を始めることをお勧めします。最初は月5万円の貯蓄でも、年間では60万円、10年間継続すれば600万円と大きな成果が出ます。
出典
e-Stat 家計調査 貯蓄・負債編 二人以上の世帯(2023年)
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者
【関連記事】
- お金を貸してはいけない人の7つの共通点
- 定年退職の時点で「貯蓄4000万」の世帯は全国にどのくらいいる?
- 定年退職時に「貯蓄5000万円」の世帯は日本にどれくらいいる?