それと、田中圭が演じるヒロキが会社で働いているシーンがきちんと描かれていたことも成功の要因だったと思います。どんだけきつい状況でも仕事をしていることで、この人物に生活感、リアリティが現れていました。演じた田中圭のお芝居もずっとすごかった。

 いい仕事には奇跡が宿るものなんだよなと感じます。第1話のレビューにも書きましたが、このドラマが始まったのは10月17日、今年最大のスーパームーンの夜でした。

「悪女になるなら、月夜はおよしよ、素直になりすぎる」

 みんなが素直になるドラマにふさわしい幕開けでしたね。おつかれさまでした!

(文=どらまっ子AKIちゃん)