一方でテレ東は、鷲見玲奈、森香澄、松丸友紀など、女子アナの退社が相次いで人材不足が深刻で、秋に中途入社で2人を採用したほど。そんな状況で万が一、大車輪の活躍をする田中アナが戦線を離脱するような状況になったら、いよいよアナウンス部門が回らなくなってしまいます。そのためにも『モヤさま』で若手を育てていく必要がある。そんな時期の田中の結婚発表は“卒業フラグ”と見ても良いでしょう。ちなみに2代目アシスタントの狩野恵里アナも、結婚と番組卒業のタイミングは重なりました」(同上)
田中アナのフリー転身は…?
女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏は、まず田中アナの“卒業”について、「すぐにフリーに転身するとは考えにくい」という。
「田中アナの魅力は、どこか素朴なイメージのある愛らしいルックス。それでいて高身長というギャップも含めて、基本的にバラエティ向きの逸材だと思います。ただ、声のトーンやアナウンス力などの実力が低いわけではなく、2021年から担当している『WBS』などの経済番組で着実に力を付けていることがうかがえます。
とはいえ、まだ28歳で、報道のフリーキャスターとして大成するのは実績も実力もまだまだ。バラエティや情報番組のキャスターも、鷲見玲奈や森香澄のような〝華〟のあるタイプが強いので、田中アナが成功するかは未知数の要素が大きい。
現時点では大江麻理子や相内優香アナの後を継ぐ若手のエース筆頭というポジションを与えられ、局から掌中の珠として大切に育てられている環境を考えれば、すぐにフリーに転身するということは考えにくいのではないでしょうか。
鷲見玲奈アナから始まって森香澄アナ、池谷実悠アナなどの若手、松丸友紀アナや須黒清華アナなどの中堅も辞めていることから、ポジション的には盤石であることは間違いありません。明確な対抗馬が角谷暁子くらいしかいないので、しばらくはフリーになる必要もないだろうと思います。