三陸復興国立公園にあり、三陸を代表する景勝地・浄土ヶ浜。入り江になっているため波も穏やかで、アカマツなどの常緑樹と白い岩肌や白砂、青い海のコントラストがまるで日本庭園のような美しさです。
釜石大観音
日本最東端の観音様と言われる釜石大観音は、天災で亡くなられた方の鎮魂と現世を生きる人々の心願成就を願って建立された白亜の観音様。全高は48.5mで魚を抱いて立つ魚籃観音です。青空の下、青い海に向かって佇む姿は、尊く美しい姿です。
碁石海岸
岩手県の大船戸に位置する碁石海岸は、碁石八景と呼ばれる景勝地が八カ所あり、雷鳴のような音を発する雷岩や、碁石のような黒い玉砂利の碁石浜、海水の浸食で3つの穴(洞門)が開いた穴通磯など、バラエティに富んだ景観を楽しめます。
高田松原津波復興祈念公園
東日本大震災からの復興の象徴となる「復興祈念公園」として、国・岩手県・陸前高田市が連携して整備した公園です。大津波に耐え「奇跡の一本松」と呼ばれ、復興への希望の象徴となった松の木も、現在はモニュメントとなって同じ場所に立っています。
唐桑半島(からくわはんとう)
気仙沼湾の東側に位置する半島は、リアス海岸独特の入り組んだ地形が連続し、奇岩怪岩を見ることができます。中でも巨釜(おおがま)・折石(おれいし)・半造(はんぞう)は唐桑半島を代表する奇岩で、打ち寄せる波の音、吹き渡る潮風などダイナミックな自然の驚異を感じさせてくれます。
神割崎(かみわりざき)
全国の「白砂青松百選」に選ばれ、石巻市と南三陸市の境にある二つに割れた岩場です。その昔、いさかいの絶えない2つの村の仲裁をするため、神様が岬を割ったという言い伝えがあります。割れた岩の間から荒波が押し寄せる様は怖いぐらいに迫力満点です。