2021年に開通した無料で走れる道路「三陸沿岸道路」を有効活用して行ける三陸復興国立公園の絶景スポットをご紹介します。北は青森から南は宮城まで、絶景スポットが連なる三陸沿岸のドライブ旅行に出かけてみませんか?
三陸復興国立公園とは?
三陸復興国立公園は、東日本大震災により被災した三陸地域の復興に貢献するため2013年(平成25年)、環境省により創設された国立公園です。すでに岩手県久慈市から宮城県気仙沼市にかけて指定されていた陸中海岸国立公園を核として、青森、宮城の公園も編入され、3県16市町村をまたぐ日本最大のジオパーク「三陸ジオパーク」が整備されたのです。
南北の延長は約255km、北部は「海のアルプス」とも称される豪壮な大断崖、南部は典型的なリアス海岸が続きます。絶景はもちろん、日本有数の水揚げを誇る漁港も有しており、新鮮な海の幸をお手頃で味わうことができるのも魅力です。
また復興道路として整備された三陸沿岸道路も宮城から青森まで無料区間もあり、ぜひ活用して頂きたい道路です。
種差海岸(たねさしかいがん)
10km以上にわたり多彩な景観が広がる海岸線で、三陸復興国立公園の北端に位置します。海の水際まで広がる天然芝生の緑と青い海の景観が異国情緒を感じさせます。
北山崎
ダイナミックな海岸線が約8㎞にもわたって続く北山崎。高さ200mの断崖に、奇岩や怪石が連なります。日本交通公社の全国観光資源評価で最高ランクにも格付けされている景勝地ですが、夏は雲のような霧・やませが発生しやすいことでも有名です。