バージスラインとは?
①バストの下の輪郭のこと
バージスラインとは、バストの下の輪郭のことを指します。カップ部分の、半円を描いているラインですね。バージスラインの見え方は個人差があるので、輪郭がはっきりしている場合と、そうでない場合があります。分かりにくいのであれば、ブラジャーのワイヤーが当たる部分と覚えておけば良いでしょう。
②狭いタイプと広いタイプがある
バージスラインの幅は、狭いタイプと広いタイプに別れます。ラインの広さは、バストの半円のトップを、両サイドから結んだ距離で判断します。距離が短いのであれば狭いタイプ、長いのであれば広いタイプに分類されるので、チェックしてみましょう。後ほどのトピックで、測り方をご紹介しています。
半円の広さは、体格によって決まると言われています。胴の形が平たい体格の人は広くなりやすく、胴が丸い体格の人は狭い傾向にあります。日本人の場合、平胴が一般的です。そのため、バージスラインが広い人が多いとされています。
③美バスト作りに影響するライン
バージスラインを意識することは、美バスト作りに繋がります。基本的に、広いよりも狭い方が、美しいバストになりやすいと言われています。
とくに、ブラジャーを着用する際に大きく影響するので、意識しておきたいラインですね。ワイヤー部分とバージスラインの広さが合ってないと、全体的なバストの形が崩れやすくなります。
ブラジャーがズレたり、胸に食い込んだりすると、当然ですが胸の形は崩れます。また、カップにバストがフィットしていなければ、肉が垂れてしまう可能性があります。美バストを目指すのであれば、バージスラインの広さに、ブラジャーのサイズを合わせるようにしてください。
バージスラインが広い人の特徴
①平胴でバスト同士が離れている
バージスラインが広い人は、平胴でバスト同士が離れている傾向にあります。横からは胴が薄く見え、前からはバストが横に流れて広がって見えます。そのため、ブラジャーをしていても、カップの上の部分がパカパカしてしまいがちです。胸が動きやすく、形が崩れる原因になる可能性があります。
②バストトップが低い
バージスラインが広いと、バストトップも低くなりがちです。バストの肉が横に流れて、トップも下がるのですね。高さがないため、全体的になだらかな形になりやすく、本来のカップ数よりも胸が小さく見えます。ブラジャーをしても、カップサイズの割にボリュームが不足してきます。
また、トップとアンダーの差だけでブラを選んでも、違和感が生じます。カップの上は空くのに、下の部分がきつくなるのは、ラインが広い人に見られる悩みです。アンダーを広げて対応しても、ブラがずり上がってしまいます。
③谷間ができにくい
バージスラインが広い人は、谷間ができにくいという特徴も持ちます。バスト同士が離れていくことに加えて、肉が横に流れることから、ブラジャーでも中央に寄せられないためです。無理に寄せると、谷間ができても、胸が潰れた形に見えてしまいます。美バストにするには、ブラの選び方が大切になってきます。
バージスラインが狭い人の特徴
①丸胴で体の幅が狭い
バージスラインが狭い人は、基本的に丸胴タイプに多いと言われています。正面から見た場合、体の幅が狭く、胸同士も近い位置にあるのが特徴です。ブラジャーを着用したときも、全体がキュッとカップの中に収まりやすく、美しいラインが描きやすい胸になります。
日本人よりも欧米人に多いため、海外ブラジャーを購入するときは、注意が必要です。狭いバージスラインを基準に作られていることから、カップが広さに合わない可能性があります。
②バストトップが高い
バージスラインが狭いと、バストトップが高くなります。ブラジャーを着けた際に、胸が立体的になりやすく、ボリュームのある胸に見えやすいというメリットがあります。
ただし、ブラのサイズを間違えると、下垂してお腹に肉が流れやすくなります。下垂してしまうと、輪郭がぼやけて、せっかくの狭いラインも生かせなくなるので注意しましょう。
③谷間もできやすい
狭いバージスラインは、谷間もできやすくなります。胸同士が近く、バストトップが高いため、無理に寄せなくても谷間ができるのですね。理想的な美バストに近づけるので、バージスラインは広いよりも狭いほうが良いとされています。ラインの広さは体格によって決まりますが、狭くする方法もあるのでチェックしてみましょう。