太りやすいマヨネーズを太らないように食べるコツは?
①GI値が低い食材と合わせる
1つ目はGI値が低い食材と合わせることです。GI値とはグリセミック・インデックスの略で、食事をした時の血糖値がどれくらい上昇するか、数値化したものです。このGI値は、低いほど血糖値が上がりにくいと言われており、低GI値は55以下となります。
マヨネーズのGI値は15と、かなり低い数値となっています。太るイメージがあるマヨネーズですが、実はGI値が低めです。同じようにGI値が低い食材と合わせれば、太りにくい食べ方ができます。
②低カロリーな食材と合わせる
2つ目は低カロリーな食材と合わせることです。マヨネーズそのもののカロリーは100gあたり約700kcalと、高めです。しかし、低カロリーな食材と合わせれば、だいぶ太りにくい食べ方になります。
例えばサラダのように、ヘルシーなものにマヨネーズを使えば、ダイエット中でも食べられる食べ方になります。また、サラダは食物繊維も摂取できるので、マヨネーズの脂質を輩出しやすくなります。
③糖質が低い食材と合わせる
3つ目は糖質が低い食材と合わせることです。マヨネーズは高カロリーな食材で、そのうち脂質は約75gあります。主原料が食用油、酢、卵なので、脂質の量は気になりますよね。しかし、マヨネーズに含まれる糖質は100gあたり約0.4gと、少ないのがわかります。
同じくケチャップ100gあたりの糖質が約25gなので、マヨネーズは糖質制限ダイエットにもおすすめです。パンなど糖質の高い食べ物ではなく、鶏のササミなど低糖質な食材と合わせることで、太るイメージがあるマヨネーズも太りにくく摂取できます。
【方法編】太らないマヨネーズの食べ方3選
①夜以外の時間帯に食べる
1つ目は夜以外の時間帯に食べることです。脂質やカロリーの高い食材は、夜ではなく朝や昼に食べるのがおすすめです。夜に食べたものは、その後消費されず翌日以降にカロリーが蓄積されてしまうと言われています。
しかし、朝や昼に食べれば、日中の行動で自然にカロリーが消費されます。脂質の高い食材は太ると言われていますが、カロリーをしっかり消費できる時間帯に食べれば、ダイエット中もおすすめできます。夜に食べるのはできるだけ量を制限しましょう。
②食材をディップして食べる
2つ目は食材をディップして食べることです。マヨネーズの食べ方というと、なにかにかけて食べるのが一般的ですよね。しかし、マヨネーズを上からかけると量の制限ができず、ついたっぷりと乗せてしまいがちです。
おすすめの食べ方は、かけるよりも食材につけるディップです。器にマヨネーズを適量取り、そこに食材を付けながら食べましょう。その方が量を制限できるので、かけるよりも少ない量の食べ方になります。
③カロリーハーフは食べない
3つ目はカロリーハーフは食べないことです。ダイエット中はカロリーを制限するため、カロリーハーフマヨネーズを選ぶことがありますよね。しかし、実はカロリーハーフの方が太ると言われています。
その理由は、カロリーハーフの方がデンプン、砂糖などの使用量が多いからです。砂糖の多い調味料は、GI値も上がってしまいますよね。カロリーそのものは低くても、糖質などその他の数値が高くなるので、普通のマヨネーズの方がおすすめです。
【野菜メニュー編】太らないマヨネーズの食べ方3選
①生野菜
1つ目は生野菜です。生のニンジンやきゅうり、大根などをスティックにした野菜スティックは、夜も食べられるヘルシーなメニューですよね。マヨネーズをディップしながら食べるのがおすすめです。
マヨネーズはそのままディップしてもいいですし、味噌マヨにアレンジしても美味しくなります。生野菜は脂質もなく、歯ごたえがあり沢山噛むので、お腹にもたまりやすく夜のメニューにもおすすめできます。
生野菜に合う味噌マヨの材料
- 味噌…大さじ1
- マヨネーズ…大さじ2
- ラー油…適量
生野菜に合う味噌マヨの作り方
- 味噌とマヨネーズをよく混ぜます。
- ラー油をお好みの量加えて、混ぜたら完成です。
②温野菜
2つ目は温野菜です。マヨネーズは生野菜にもおすすめですが、温野菜にすれば柔らかくなり、生特有のえぐみも消えて食べやすくなります。体も冷えないので、夜もおすすめですよ!
ブロッコリーやニンジンなど、茹でたり蒸したりした野菜にマヨネーズを添えれば、塩だけで食べるより食べ応えがあります。かけずにディップして食べるようにしましょう。
温野菜に合うマヨネーズディップソースの材料
- にんにく…1片
- 玉ねぎ…1/8個
- アンチョビフィレ…2枚
- 塩・コショウ…少々
- オリーブオイル…大さじ1・1/2
- マヨネーズ…30g
温野菜に合うマヨネーズディップソースの作り方
- にんにく、玉ねぎをみじん切りにします。
- 小鍋にオリーブオイルと①の材料、アンチョビフィレを入れ炒めます。
- 火を止めたらマヨネーズ、塩、コショウを加え、滑らかになるまで混ぜて完成です。
③サラダ
3つ目はサラダです。葉物野菜にかける食べ方も簡単ですが、全体に和えるようにすればマヨネーズを使う量も制限できます。塩、コショウなども加えて味を調えれば、手軽に脂質、糖質を抑えたサラダになります。
豆苗や水菜など、シャキシャキとした食感が楽しめる野菜や、細切りにした大根、ニンジンなどもおすすめですよ!マヨネーズの他に、高タンパクなツナやカニカマを加えるのもおすすめです。
豆苗ツナマヨネーズサラダの材料
- 豆苗…1袋(120g)
- ツナ缶(フレーク)…80g
- マヨネーズ…大さじ2
豆苗ツナマヨネーズサラダの作り方
- 豆苗は根本を切り落とし、半分に切ります。
- 熱湯でさっと茹でたら水に入れ冷やし、水気を切ります。
- 豆苗、ツナをマヨネーズで和えたら完成です。
【肉メニュー編】太らないマヨネーズの食べ方3選
①ササミのフライ風
1つ目はササミのフライ風です。ダイエットにもおすすめの高タンパク、低カロリーな食材と言えば、鶏のササミですよね。糖質や脂質も低いので、太る心配もなく糖質制限中にも食べられます。
マヨネーズをまぶしてパン粉を付け焼くだけで、フライのような感覚になります。マヨネーズの油分を使っているので、油で揚げるよりもぐっとヘルシーになり太りにくいマヨネーズを使ったメニューとなります。
ササミのフライ風の材料
- ササミ…1本
- マヨネーズ…大さじ1~2
- パン粉…大さじ2~4
- 塩…少々
ササミのフライ風の作り方
- オーブンを180度に予熱します。
- 水気を拭いたササミに塩、マヨネーズをまぶしよくなじませます。
- ササミにパン粉をまぶします。
- オーブンで13~15分焼いて完成です。
②鶏むね肉のてりマヨ焼き
2つ目は鶏むね肉のてりマヨ焼きです。ダイエット中に太りにくくマヨネーズを食べる方法は、マヨネーズの量を少なめにすることです。
マヨネーズは漬け込みようにしか使わないので、食べる量が控えめになります。むね肉は脂質が少ない分、太ることはなくてもパサつきがちですよね。しかし、マヨネーズに漬け込むことで柔らかくしっとりします。
鶏むね肉のてりマヨ焼きの材料
- 鶏むね肉…1枚
- Aマヨネーズ…大さじ1
- Aしょうゆ…大さじ1
- Aみりん…大さじ1
- A酒…大さじ1
- A砂糖…大さじ1/2
- サラダ油…適量
鶏むね肉のてりマヨ焼きの作り方
- 鶏むね肉はひと口大のそぎ切りにして、Aの調味料に約10分漬け込みます。
- フライパンに油をひいて熱し、鶏むね肉の両面を焼きます。
- Aの調味料も加え、絡めながら焼き上げて完成です。
③豚マヨ炒め
3つ目は豚マヨ炒めです。マヨネーズは肉料理の味付けに使うと、味にコクが出て美味しくなります。使う量も大さじ2.5と少なめなので、太りにくい食べ方になります。
更に、食物繊維の多いレンコンも使うことで、太る原因である便秘解消効果も期待できます。肉料理ですが236Kcalとヘルシーなので、ダイエット中でも食べられる夜ご飯にもおすすめです。
豚マヨ炒めの材料
- 豚肉(こま切れ)…200g
- レンコン…8~10㎝
- マヨネーズ…大さじ2.5
- しょうゆ…大さじ1
- 水菜…1/2束
- サラダ油…大さじ1
豚マヨ炒めの作り方
- レンコンは皮をむき縦半分に切り、ひとくち大の乱切りにして水にさらします。
- 水菜は洗ってから根元を切り落とし、4cmの長さに切ります。
- マヨネーズとしょうゆを混ぜておきます。
- フライパンにサラダ油を加えて中火にかけ、豚肉、レンコンの順番に炒めます。
- レンコンにもしっかり火が通ったら、調味料を加え絡めます。
- 水菜の上に盛り付け、完成です。