【国際結婚離婚率】些細な事が…

結婚生活では些細な事が積み重なって溝ができてしまいます。

その些細なことをどれだけ許せるか、許容できるかが結婚生活を続けるカギとなります。
その些細なズレ。
これが国際結婚は日本人同士よりも大きく、頻繁に起こるので、日本人同士のカップル以上にコミュニケーションが必要です。

よく
「言葉にして言わないと、気持ちは伝わらないよ」
と言いますが、文化、環境が同じ日本人同士でさえそうなのですから、国が違うのならなおさらですね。
「言わなくても分かってくれる」
と思っていると後で痛い目を見るケースが国際結婚のあるある。

些細なことでも腑に落ちないことは必ず二人でコミュニケーションをとる。

これをしない限り国際結婚を続けることは難しいでしょう。

【国際結婚離婚率】妻外国人の離婚率が高い原因

妻が外国人の場合の離婚率が高い原因はなんでしょうか？
これはおそらく女性の方が日本になじみにくいという点でしょう。
男性は仕事を通じてコミュニティになじんでいくことができます。

対して女性は子供を産んで育てるうえで、なかなかママ友文化に慣れない、入れないという背景があります。
学校での行事、ママ友のランチ会、保護社会活動...
社交的な人は良いですが、なかなか受け入れてもらえるまでに閉鎖的な日本のママ友文化は大変なようです。

【国際結婚離婚率】離婚しないコツ

日本人同士だって国際結婚だって離婚するときは、離婚します。
これはどうしようもないこと。
でも、国際結婚には離婚しないコツというものが存在します。

コミュニケーション

自分の気持ちは言わなくても分かってくれる...これは完全な幻想です。
そして相手の事を私はよく分かっている...そう思うのはあなたのエゴです。

国が違うからこそ、より密に、より深くコミュニケーションを取る必要がある。
これが何よりの大前提です。

文化、歴史を知る

文化や歴史を知ることは、その人の人となりを理解するうえでとても大切になります。
文化や歴史を知ると、どうしてこんな行動をするのか、考え方をするのかがより深く理解できるようになります。
国が違えば考え方も違う。
「違う」と分かることで、そこから相互理解が始まるのです。

家族を大切にする

国際結婚ではどちらかの家族が遠くにいることになりますよね？
大切になってくるのは、どれだけ相手の家族としっかり連絡を取っているかです。
パートナーにコミュニケーションを任せないで、自分もパートナーのご両親としっかり連絡を取りましょう。
相手の家族を大切にすることは、日本人同士でも同じことが言えますが、特にパートナーにとっては会いたくてもなかなか会えない家族。
自分から大切にする態度を見せることはパートナーの信頼を得る行為でもあります。

遠いからと言っていないものと思う事だけはやめましょう。

【国際結婚離婚率】理想の国際結婚

国際結婚は離婚のリスクが確かにあります。
日本人同士の結婚よりも確かに大変なことが多いのは否めません。
ですが、大変さも受け入れてパートナーの育ってきた環境、文化を学んでいけば、自分の視野が広がります。
今まで見えなかった世界もどんどん見えていきます。
これは素晴らしい経験です。

国際結婚したのなら、そのパートナーが好きだという気持ち以上に、その人の国の事を知ろうとする姿勢。
パートナーの文化を知ること。
それが結婚を続ける秘訣になります。

日本人だから、日本の文化、ルールが一番しっくりくるのは当然。
でも日本人が外国人がすることに疑問を持つように、パートナーも毎日疑問と闘いながら生活している事に気づきましょう。

「え！なんでそうなるの！？」

そう思っているのはあなただけではありません。
パートナーもそう。
２人でコミュニケーションをとって少しずつ歩み寄るしか、溝を埋める方法はないのです。