国際結婚は離婚率がとても高い?そんな事実に迫っていきます。憧れの国際結婚だけど、してみて失敗!なんてことにならないように、国別離婚統計結果から離婚率が高い原因について考えましょう。なぜ離婚するのか、そして国際結婚を続けるコツはあるのでしょうか?
憧れの国際結婚
「国際結婚」というワードを聞いて、まず何を思い浮かべますか?
かわいいハーフキッズ?
素敵な優しい旦那様。美人の外人妻。
里帰りが海外旅行で素敵!なんて声も。
ハーフの子が産みたい!という理由で外国人と付き合う人もいます。
でもそれ、幻想ではないですか?
実は統計を見ると国際結婚の離婚率は日本人同士の離婚率よりもグンと高い。
国際結婚にはなかなか高い壁があるようです。
かわいいハーフキッズや、素敵な旦那様へのあこがれだけで国際結婚しちゃうと痛い目を見るかもしれません。
国際結婚をするなら、勢いで結婚するよりも、まず相手の事、相手の国の事をよく知っておく必要がありそう。
それでは憧れの国際結婚事情を見ていきましょう。
【国際結婚離婚率】憧れる理由
まず、国際結婚に憧れる理由から探っていきましょう。
前項でも少し触れましたが、日本に住む外国人が多くなってきた今、そんなに外国人と付き合うことも珍しくなくなりました。
それでもなお、外国人と付き合う事には一種のステイタスのようなものがあるようで...
もちろん、その人を好きになったという純粋な理由の人もいる中、ただ「外国人」と付き合いたいという不純な人もいます。
外国人と付き合うことに憧れる理由は
①とにかくかわいい子供が欲しい
②外国人の男性は優しい(というイメージ)
③将来外国に住みたい
④里帰りが外国ってかっこいい
⑤海外旅行が多そうなイメージ
⑥外国人っていうだけでカッコよく見える
などなど。
実際、国際結婚ってそんなに良いものなのでしょうか?
【国際結婚離婚率】離婚率は高い
国際結婚での離婚率は実はとても高いのを知っていますか?
2015年の統計調査によると、国際結婚のカップルが離婚する数は1年に13000組強。
この統計は婚姻数に対して、離婚率を計算すると約7割が離婚するという事になります。
日本人同士の婚姻では離婚率は約3割なので、統計的に国際結婚の場合離婚率が大変高いことが分かりますよね。
10組に7組が離婚するという国際結婚。
国際結婚でも、統計を取ると夫が外国人の場合より、妻が外国人の方が離婚率は高いようです。
国際結婚自体が難しいのか、それとも国際結婚しているカップルの出身国別にみるとまた違うのでしょうか?
【国際結婚離婚率】国別離婚ランキング
まず平成27年の厚生労働省がとった統計によると、妻が外国人の国際結婚で離婚した数は10.440組。
対して、同じ年の統計で夫が外国人の離婚総数は3.235組。
妻が外国人の場合の離婚率が高いことが分かります。