【国際結婚離婚率】妻が外国人の国別離婚ランキング
国別で離婚ランキングを見ていくと平成27年の統計では
①中国
②フィリピン
③韓国
となっています。
その中でも統計で面白いなと思ったのは、中国、韓国は婚姻数に対して、離婚数が約6割。
その中で平成27年の離婚件数、フィリピンだけが婚姻数を上まっているのです。
つまり、フィリピンだけが以上に離婚率が高い。
なぜでしょうか?
当然、離婚原因はそのカップルそれぞれでしょう。
でも根底にあるのは金銭問題のような気もします。
出稼ぎで日本にきているフィリピン人が裕福な暮らしをしたいためあまりお互いを知らないうちに結婚と言う2文字に飛びつく。
そんなケースが多いように見受けられます。
【国際結婚離婚率】夫が外国人の国別離婚ランキング
夫が外国人の場合、統計調査による国別離婚ランキングは
①韓国
②中国
③アメリカ
となっています。
国別にみると、フィリピンとアメリカでの違いが出ましたが、韓国と中国はどちらも多いことが分かりますね。
でも、
「韓国人と中国人だと離婚しやすいんだ!」
と思う事は間違いです。
確かに国別に統計の数字だけ見るとそうですが、これは結婚件数の統計でも同じ国別の結果が出ています。
つまり、国別に離婚件数の多い上位は、結婚件数も多いという事。
それならば、特別に国別の離婚理由はないようです。
【国際結婚離婚率】なぜ離婚が多いのか?
それでは、どうして国際結婚だと離婚率が普通よりも高くなるのでしょうか?
国際結婚ならではの離婚原因があるのでしょうか?
国際結婚カップルが離婚しやすい理由を検証していきましょう。
これから国際結婚をする予定のみなさんも参考にしてみてください。
【国際結婚離婚率】原因①言葉の壁
国際結婚の離婚率が高い理由。
まず一番初めに考えられるのは
「言葉の壁」
付き合って結婚までするのだから言葉はもうしっかり通じてるでしょう?
と思うかもしれませんが、いやいや。
そんなに簡単なことではないのです。
結婚して生活をしていると最初は良くても、だんだんと言葉の壁がストレスになる人も多いのです。
例えば、日常生活で使う言葉は不自由がないとしても、役所や保険などの書類系はパートナーの協力がないと本当に大変です。
また病院なども苦労する事の一つでしょう。
特にコミュニケーションがつらくなるのが、家族団らんの場。
さすがにネイティブの会話の中に入るのは大変なこともあるのでは?
パートナーと喋る分には全く問題ないレベルの語学力も、ネイティブの中にポンと入れられると会話に入っていけないのもよくある話です。
現地の言葉
またよく耳にする国際結婚カップルの離婚原因が「現地の言葉の壁」
外国人のパートナーが英語圏の場合はあまり問題がないのですが、パートナーの出身国に移住するときに問題になってくるのが現地の言葉。
さすがに英語はできても、ベトナム語やタイ語、オランダ語やロシア語は難しいですよね。
現地に引っ越しして最初は英語でなんとかコミュニケーションをとっても、やはりいつまでも英語に頼るわけにはいきません。
現地で家族団らんや友達と遊びに行くときに、みんなが一斉に現地の言葉でしゃべり始めると、どうしても疎外感を感じてしまいます。
そんなストレスも日本で付き合い始めると実際に行ってみなければ分からないもの。
はじめは良くても...と離婚原因になるケースです。