仮面夫婦、子供はどう見てる?
夫婦間に愛情がないから仮面夫婦だけど、子供の前では喧嘩しないし子供のことは愛しているから大丈夫!なんて思っていませんか?
いくら不仲を隠そうとしても子供には伝わります。
理由まではわからないけど、両親が目を合わせなかったりする、なんともいえない雰囲気って感じ取ってしまうのです。
子供はなんでもお見通し
親の顔色を伺うようになり、次第に精神的に追い込まれてしまいます。
そんなギスギスした家庭環境で育った子供は高い割合で、不登校や引きこもり、精神障害に陥りやすくなります。
仮面夫婦は夫婦2人だけの問題ではありません。
仮面夫婦になってしまったのなら、それはしょうがないかもしれませんが、子供がいるのなら子供への影響も考えなければいけませんね。
仮面夫婦は修復できる?
仮面夫婦になると、簡単には修復できません。
というのも、どちらか片方だけが修復したくてもできませんよね。
お互いが向き合わないと意味がありません。
また、仮面夫婦になったきっかけや原因があるはずなので、その問題が解決できるのかどうかも重要になってきます。
でも、愛し合って結婚した相手です。
できることなら関係を修復したいですよね。
些細なきっかけひとつで修復できる割合も高くなります。
続けることに意味がありますよ。
修復はお互いの努力次第
(1)まず関心を持つことから始める
仮面夫婦になり、夫への関心も興味もなくなった状態からは難しいかもしれませんが、関心を持つように努力してみましょう。
ある程度無理をすることになりますが、夫の行動をチェックし褒めるところがあれば思い切って褒める。
何か変化があれば「どうしたの?」と聞く。
そういう些細なことから、少しずつ会話を増やしてみましょう。
(2)パートナーの気持ちを確認する
そもそも会話がない状態なら、相手が仮面夫婦についてどう思っているのかわからないこともあります。
もしかしたら仮面夫婦であることに悩んでいるかもしれません。
やめたいと思っているかもしれません。
こればかりは話さないとわかりませんよね。
もしお互いに仮面夫婦のほうが都合がいいと思っているのなら、話も早いですが…。
仮面夫婦のまま老後を迎えるのも不安になりませんか?
(3)簡単な挨拶をする
朝ならば「おはよう」
寝るときは「おやすみ」
仕事がある日は「いってらっしゃい」や「おかえりなさい」
基本的な挨拶を交わすところから始めるのも手段です。
今まで生活のリズムを合わせていなかったのなら、合わせていく努力が必要ですね。
顔を合わせ、挨拶をすることって大切ですよ。
挨拶がきっかけで会話が増える可能性もあります。
(4)柔らかな表情、口調を意識する
相手に無関心なときや不満があるときは、口調も表情も冷たくなりがち。
その状態ではまともに話せるとは思えませんよね。
表情や口調の変化って結構意味があります。
柔らかい表情、優しい口調なら話しやすくなりますよね。
【おわりに】仮面夫婦にならないために
誰しも仮面夫婦になりたくて結婚するわけではありません。
愛し合って結婚したのだから、少しでもいい夫婦関係を続けていきたいですよね。
そのためにも、夫婦の会話を大切にし思いやりの心を忘れないことが大事です。
また、相手の立場になって考えることも必要ですね。
子供がいる家庭なら、たまには夫婦だけの時間を作ってもいいかもしれません。
ゆっくり2人で話す時間を積極的に作ると少しずつ会話も増えていくと思います。
仮面夫婦にならないためにも、夫婦とはどういうものなのか一度ゆっくり話し合うといいかもしれません。