キッチンペーパー|お茶パックの代用品の作り方と使い方は?
①作り方
料理に使うキッチンペーパーは、お茶パックの代用品としても使えます。キッチンペーパーには、厚手のものと薄手のものがありますが、どちらを使っても構いません。茶葉をしっかりと包んで、外に出さないような作り方が出来ていればOKです。
キッチンペーパーを使った代用品の作り方は、以下を参考にしてくださいね。手順さえ分かれば、いつでも簡単にお茶パックの代用品が準備できるようになりますよ。
キッチンペーパーでの作り方
- キッチンペーパーを広げます。
- 真ん中より少し手前の位置に1回分の茶葉を置きます。
- キッチンペーパーの手前1/3を奥に向かって折ります。
- 右端から左に向かって1/4ずつ巻くように折ります。
- 縦長の状態になったら上下を逆にします。
- 薄い部分を、反対側の隙間に押し込んでいきます。
②使い方
キッチンペーパーの代用品でお茶を淹れるときは、手で押して中の空気を抜きましょう。空気が多いと浮かんでしまって、お茶の抽出がしにくくなる可能性があります。
キッチンペーパーのパックがペタンコになったら、急須やポットの中に入れます。後は、お湯を注いで茶葉を蒸らせば完了ですね。通常のお茶パックと同じように扱って、お茶を楽しめばOKです。
コーヒーフィルター|お茶パックの代用品の作り方と使い方は?
①作り方
コーヒーフィルターも、お茶パックの代用品として使いやすいアイテムです。コーヒーフィルターの場合、すでにお茶を出すために必要な、最低限の形を保っています。作り方の手順も、複雑なものにはなりません。茶葉を入れた後に、コーヒーフィルターの上部を紐で結んでしまえば、簡単なお茶パックになります。
コーヒーフィルターを結ぶ紐は、清潔なものを準備してくださいね。紐を結ぶ手間を省きたい場合は、コーヒードリッパーと一緒に使ってお茶を淹れる方法もあります。作り方というよりも、コーヒーフィルターとドリッパーの使い方が大切になる方法です。
②使い方
コーヒーフィルターの上部を紐で結んだ場合、そのまま急須やポットの中に入れてしまえばOKです。やや大きめなので、コーヒーフィルターの上部が急須から飛び出る可能性はありますが、茶葉が入っている部分がお湯に浸っていれば問題ありません。
コーヒーフィルターを結ばずに、ドリッパーと併用してお茶を淹れる場合は、下記の手順を参考にしてくださいね。お茶の味をしっかりと出すために、必要な手順になります。ちなみに、コーヒーフィルターの代用品を使った場合、不純物をカットする力が高いため、にごりが見られない綺麗なお茶が淹れられます。
コーヒーフィルターとドリッパーを使った淹れ方
- コーヒーフィルターをドリッパーにセットします。
- 茶葉をフィルターの中に入れます。
- お湯を少量注いで、茶葉を蒸らして膨らませます。
- 1分ほど経ったら、再度お湯注いでお茶を淹れます。
三角コーナーの網|お茶パックの代用品の作り方と使い方は?
①作り方
三角コーナーの網も、お茶パックの代用品として便利なアイテムです。三角コーナーの網は、不織布などを使用して、小さなゴミをキャッチできるように作られています。つまり、茶葉を入れてもキャッチしてくれる形状になっているのですね。
ただし、やや目が粗いものが多いので、お茶パックに作り変える際に工夫が必要になります。三角コーナーの網を2枚用意して、重ねてお茶パックを作るようにしましょう。1枚だけでもお茶は入れられますが、小さな茶葉が出てしまう可能性があります。1枚だけの場合は、必ず目の細かい三角コーナーの網を使ってください。
茶葉を入れた後は、紐で口を縛ればOKです。必要であれば、三角コーナーの網の余った部分をハサミでカットしても構いません。急須やポットに入る、ちょうど良い大きさにしてみましょう。
②使い方
三角コーナーの網の代用品でお茶を淹れる場合は、急須やポットの中に、出来上がったパックを入れてしまえば完了です。じっくりと浸して、美味しいお茶を抽出してもらいましょう。
ただ、三角コーナーの網の口を紐で縛ったり、余分な部分をカットしたりするのが手間だと思った場合は、蓋を利用しましょう。口の部分を急須の外に出して、三角コーナーの網が中に落ちないように蓋で押さえる方法があります。好みの方法で、お茶を淹れていってくださいね。
ふきん|お茶パックの代用品の作り方と使い方は?
①作り方
他の代用品が家にない場合、ふきんでお茶パックを作るのも一つです。キッチンペーパーもコーヒーフィルターも見当たらない場合に活用しましょう。カーゼ生地のふきんがあればベストです。
ふきんを使った代用品の作り方は、とても簡単です。清潔なふきんの中央に茶葉を置いて、てるてる坊主のような形に束ねます。茶葉をまとめた部分の下を、清潔な紐で結んでくださいね。ふきんの代わりに、ハンカチガーゼやレース生地といったアイテムでも同じように作れます。
②使い方
ふきんの代用品でお茶を淹れるときは、茶葉がまとめられている部分を、急須などの中に入れてください。残りの部分は、口から外に出しておきましょう。後は、お湯を注いでお茶が抽出されるのを待つだけです。
ただし、ふきんを使った代用品は、お茶を淹れ終わった後が大変です。他の代用品のように、使い捨てにしにくいという問題があります。再度使うためには、ふきんを洗う必要がありますが、お茶の色が移って落ちなくなる可能性もあります。