【食べ頃】プラム・すももの食べ方とは?
①旬は6月~9月
プラムはすももとも呼ばれ、旬である6月~9月が食べ頃です。大石早生、ソルダムといった種類があり、品種、またはハウス栽培や路地栽培によっても多少変わりますが、梅雨時から初秋までが食べ頃となります。美味しいプラムが食べたいなら、このシーズンを狙いましょう。
なお、プラムが市場に出回るのは5月の下旬ごろです。主に福岡県、高知県、和歌山県産などの国産プラムは、この時期から出回ります。食べ頃のシーズンは比較的長めなので、夏の間に美味しいプラムを楽しみましょう。
②購入後3~5日が食べ頃
市場に出回っているプラムは、収穫後するに流通しているものが多くなります。プラムは木になった状態で完熟させず、早採りをして追熟させる方法が一般的です。そのため、買ったばかりのプラムは、まだ食べ頃を迎えていません。
購入後すぐに食べずに、自宅で追熟してから食べるのがおすすめです。追熟は常温で3日、冷蔵庫で4~5日ほどでできるので、すっぱい場合はしばらくの間追熟しておきましょう。
③甘い香りがするものが食べ頃
プラムは熟してくるにつれて、甘い香りも増してきます。お店に売っているものや購入後のもので食べ頃を確認する場合、香りを嗅いでみましょう。甘いフルーツの香りがするものは、食べ頃まで熟している判断基準になります。
香りが弱くあまり感じられないものは、まだ熟していない状態なので追熟してから食べましょう。追熟しているうちに香りが増してくるので、甘い香りがしてきた頃に食べるのがおすすめです。
④大きくツヤのあるものがおすすめ
美味しいプラムを見分けるポイントは、大きく丸々としており、表面にツヤがあるものです。皮の表面にシワがあるものは、鮮度が低いものなので、できるだけツヤのあるものを選びましょう。
また、皮の表面に白い粉のようなものが付いている場合がありますが、これはブルームというものです。新鮮なフルーツの表面にできる現象なので、ほんのり白い粉をまぶしたような表面のものが、新鮮なプラムになります。
【皮の剥き方】プラム・すももの食べ方とは?
①皮を剥く前にカットする
プラムは皮が薄く、果肉にぴったりと付いているため剥き方にコツがいります。おすすめの方法は、皮を剥いてからカットするのではなく、先にカットしてから皮を剥くという剥き方です。
まずはプラムを半分に切り、そこから4等分、8等分と食べやすい大きさになるまでカットしましょう。おすすめの剥き方は、8等分ほどの小さめサイズにカットしてから剥く方法です。小さくカットした方が、皮も剥きやすくなります。
②手で皮を剥く
プラムは非常に皮が薄いので、包丁やナイフで剥くよりも、手で皮を剥く剥き方がおすすめです。先にカットする剥き方と合わせて、カットしてから手で剥くという方法にしましょう。
皮を剥く際は、プラムの先端からめくるように剥きます。皮が薄く柔らかいので、途中で切れてしまう場合もあります。しかし、プラムの皮は食べても害がないので、多少残ってしまうくらいの剥き方でも問題ありません。
③沸騰したお湯に入れて剥く
より綺麗で手軽な剥き方として、プラムを沸騰したお湯に入れる方法があります。やり方は沸騰したお湯にプラムを20秒ほど入れ、すぐに氷水に入れて1分間冷やすというだけです。
この方法を行えば、剥きにくいプラムの皮もツルンと剥けます。ポイントは、プラムの味が変わらないよう20秒以上お湯に入れないことと、氷水でしっかり冷やすことです。トマトや桃の皮にも応用できる剥き方なので、試してみてくださいね。