コンビーフとは
①牛肉を塩漬けにした食品
コンビーフとは、牛肉を塩漬けにした食品のことです。日本では缶詰が主流ですが、海外ではブロックの牛肉を塩漬けにした保存食を指します。主に長期航海用や軍需品として使われています。
コンビーフの「corned」とは、岩塩を砕いた粗塩で肉を漬けるという意味になります。そのため、コンビーフは岩塩の他に調味料、油、香辛料などを加えず、牛肉と塩のみで作られています。
②日本ではほぐしたものが一般的
日本で売られているコンビーフは、ブロック肉ではなくほぐしたものが一般的です。ほぐした牛肉の缶詰として売られている国は、日本以外にブラジル、アルゼンチンなどが挙げられます。
塩漬けにした牛肉をほぐして缶詰にしているため、箸などを使うと簡単にほぐれるのが特徴です。もちろんそのままカットして食べることもできます。缶詰なので、長期的な保存もできる食品です。
③様々な食べ方にアレンジできる
コンビーフは塩漬けにした牛肉なので、そのままの状態でも十分味が付いています。コンビーフのみで食べると塩気を強く感じるため、他の食材と混ぜて調理するのもおすすめです。
コンビーフとポテトを合わせたコンビーフハッシュや、コンビーフのサンドイッチなどが人気のレシピです。その他にも主食やおかずなど様々な調理ができるので、コンビーフを使ったレシピに挑戦してみてくださいね!
【おつまみ】コンビーフの簡単で美味しい食べ方レシピ3選
①コンビーフユッケ
1つ目はコンビーフユッケです。ユッケ風の味付けをしたレシピは、簡単な調理法でできるおすすめおつまみです。味の濃いおつまみが欲しい時にぴったりですよ!
コンビーフユッケの材料
- コンビーフ…1缶
- 卵黄…1個分
- 白煎りゴマ…少々
- サニーレタス…1枚
- キュウリ(せん切り)…1/2本分
- ■ゴマ油…小さじ1
- ■しょうゆ…小さじ1
- ■砂糖…小さじ1/3
- ■ニンニク(すりおろし)…少々
- ■七味唐辛子…適量
コンビーフユッケの作り方
- コンビーフを缶から出し、耐熱容器に入れたらふんわりラップをかけて電子レンジ(600w)で1分加熱します。
- コンビーフをほぐし、■の調味料をすべて加え混ぜます。
- 器に盛り、真ん中をくぼませて生卵の黄身を乗せます。
- 好みできゅうり、サニーレタス、白ゴマなどをトッピングして、完成です。
②コンビーフポテト
2つ目はコンビーフポテトです。コンビーフとじゃがいもは相性がよく、炒めるだけで簡単にできるおつまみです。にんにくと胡椒をきかせると、ビールにぴったりのおつまみになりますよ!
コンビーフポテトの材料
- コンビーフ…1缶
- じゃがいも…2個
- 玉ねぎ…1/2個
- オリーブオイル…大さじ1
- おろしにんにく…適量
- 塩こしょう…少々
コンビーフポテトの作り方
- じゃがいもは食べやすい大きさに切って水にさらし、水気を切ります。
- 耐熱容器に入れ、ラップをしてレンジで5分加熱します。
- 玉ねぎは薄切りにし、フライパンにオリーブオイル、おろしにんにくを入れて熱したら、じゃがいもと玉ねぎを加えて玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
- コンビーフを加えたら1~2分ほぐしながら炒めて、塩こしょうで味を調えたら完成です。
③コンビーフポテトチーズ
3つ目はコンビーフポテトチーズです。ポテトの形状を変えると、コンビーフポテトとは違ったおつまみになりますよ!簡単に調理できるので、家飲みのおつまみはもちろん、アウトドアのおつまみにもおすすめです。
コンビーフポテトチーズの材料
- コンビーフ…1/2缶
- じゃがいも…1個
- オリーブオイル…適量
- スライスチーズ…1枚
- 醤油…適量
コンビーフポテトチーズの作り方
- じゃがいもを細かい千切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、じゃがいもが柔らかくなるまで炒めます。
- コンビーフを入れ、ほぐしながら炒めます。
- 上からとろけるチーズを乗せ、チーズが溶けたら完成です。