明けましておめでとうございます。今年もやっていきましょう、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』。朝っぱらからげんなりと心を折られる日常が帰ってきましたね!

 さて、この年末年始は前半のまとめを作るために過去の記事を読み返したりしていたわけですが、記念すべき第1回のレビューにこんなことを書いていたんですね。

   

「ギャルが好きなんですよね。ギャル、いいよね。明るいしポジティブだし、見ているだけで元気がもらえますし、お話したら、さらに元気がもらえますし」

「どんな感じになるのか全然想像がつきませんが、ギャルさながらに全肯定なスタンスで追いかけていけたらいいなと思っています」

   

 なんか『プロフェッショナル 橋本環奈スペシャル』(NHK総合)で、見てませんけど、出演者の方が「いろいろな下げ記事とかも見ましたけど、まあいいかな」とか言ってたようですね。

 当方は「全肯定なスタンス」で記事を書いている者ですので「下げ記事」とは無縁ですけれども、いろいろご苦労がしのばれるところです。

 というわけで新年1発目の第66回、振り返りましょう。今週は「結婚って何なん?」だそうですよ。

そういうとこだぞ

 糸島から神戸の米田家におばあちゃん(宮崎美子)がやってきて、朝食を作っているシーン。結(橋本環奈)も起きてきて、おばあちゃんに「バランス考えてご飯作りようと?」と尋ねます。結は栄養士になったので、昔は気付かなかったおばあちゃんの献立について、いろいろ理解できるようになったようです。

「大豆とひじきの煮物はたんぱく質も鉄分も食物繊維も豊富やし」

 ひじきの鉄分含有量については、使う鍋が鉄製かステンレス製かで大きく変わってくるという話があります。2015年に「日本食品標準成分表」が改訂され、ひじきの鉄分量は100gあたり55mgから9分の1の6.2mgと変更されているんですね。このへんは、劇中当時のセリフとしては、まあ許容範囲ではある。