また、糖質を抑えるためなのか、ご飯の中には四角に刻まれたカリフラワーが混ざっている。面白いアイデアではあるが、“カリフラワー米”の食感はポリポリしており、噛んでいるとどことなく違和感を覚えた。
ルーはココイチとのコラボメニューだけあって美味しく、チーズとの相性もいい。ただ、ハンバーグは「チリハンバーグステーキ」同様、アッサリとした仕上がり。それでも、今回の4品の中では一番満腹感を得られるメニューだった。
副菜の「ブロッコリーガーリック」はブロッコリー特有の苦みが無くて野菜嫌いのお子さんでも食べられそう。「ほうれん草ソテー」はしっかり味がついており、なぜか給食で食べたほうれん草のソテーを思い出した。「キャベツえのきサラダ」はえのきだけの味はよくわからなかったが、シャキシャキした甘味のあるキャベツは美味しかった。
◆満腹感はそこまでないが、空腹に苦しむこともない
4品すべてに言えるが満腹感はそこまでない。ただ、1日3回の食事のうち1~2回なら空腹に苦しむことはない。また、味については先述した通り、基本的には薄味なため、和食であれば味に不満を持つことは少ないのではないか。言い換えれば、中華のように本来味が濃く、油を多く使用する料理では物足りなさを覚えるかもしれない。
「6食プラン(税込4190円)」をオーダーして、初回割引やら配送料やらいろいろ足し引きがあり、なんやかんやで合計は3627円だった。一食当たり約600円である。これが高いか安いかは人によるが、たまに食べる分には悪くないように思う。
<写真・文/望月悠木>
【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki