冷凍宅配弁当「ナッシュ(nosh)」が好調だ。2018年のサービス開始からの累計販売食数は、昨年で9000万食を突破している。レンジで温めればすぐに食べられ、食器洗いの必要もない。さらには、全メニューが糖質30g・塩分2.5g以下と栄養管理までしっかりできていることから、忙しい人やダイエット中の人から人気を集めている。
ネット広告でも頻繁に見かけるため、「ナッシュ」に興味を持っているものの「手軽で美味しいなんて、そんなうまい話ある?」「糖質も塩分も控えめってことは、味が薄く、ボリュームもないのでは?」など疑問を抱いている人は少なくないだろう。
そこで今回は、ナッシュの冷凍宅配弁当を実際に注文。和洋中のメニューと、カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋(以下、ココイチ)」とのコラボメニューを加えた計4品を本音レビューしたい。
◆到着する前に「冷凍室の整理」が必要なので注意
今回は4品をレビューするが、ナッシュのプランでは最低でも「6食」からの注文になる。ここで注意すべきなのが、自宅の冷凍庫の容量問題だ。
ナッシュの弁当容器は高さが約4.2センチ、縦が約17センチ、横が約18.5センチと決して小さくない。
そこそこ大きい6品を収納できる冷凍庫のスペースが必要になり、到着時間を計算して冷凍庫内を整理しておかなければいけない。その辺りも鑑みて注文することを勧めたい。
◆ご飯の量は少ないものの、和食の味には違和感なし
本題に入る。まずは和食として選んだ「鰻の出汁茶漬け~ひつまぶしの3杯目~」。
他とは異なる「プレミアム」のメニューであり、プラス250円払う必要がある。ただ、ウナギという高級食材を使用しているため多少の課金は仕方ない。