整理収納アドバイザー1級とクリンネスト2級の資格で「家をまるごと片付ける」収納ライター伊藤まきが、お掃除の悩みを“簡単&安く”解決するコツを提案します!

目次

・古布で作る「ウエス」で家事がラクに
・【はじめに】「ウエス」って何? どんな古布が良いの?
・家事ラクテクニック1:タオルのカット方法&使う場所
・家事ラクテクニック2:Tシャツやレギンスのカット方法&使う場所
・家事ラクテクニック3:肌着のカット方法&使う場所
・家事ラクテクニック4:靴下のカット方法&使う場所
・【まとめ】1年分の「ウエス」を作って、よく使う場所に配置!

古布で作る「ウエス」で家事がラクに

(C)maki_organize

 年末の大掃除で出た「古くなったタオルや衣類」はありませんか? これらを集めて「ウエス(使い捨て雑巾)」を作っておくと、2025年の家事がラクになります。

 筆者はいろいろなお宅を訪問しますが、この「ウエス」を持つ家があまりにも少ないので、今回はその魅力を詳しく紹介していきます。

【はじめに】「ウエス」って何? どんな古布が良いの?

筆者宅の「ウエス収集ボックス」です(C)maki_organize

 「ウエス」とは、英語の「Waste(廃棄物)」が語源で、不要になった衣類や布の切れ端を再利用することです。雑巾は繰り返し使うものですが、「ウエス」は使い捨て。きれいな雑巾を使うのに抵抗がある汚れにも気軽に使うことができます。

 「ウエス」は以下のように、場所や用途に合わせて古布を使い分けると◎。

【1】水拭きしたい場所:タオル
【2】キッチン:Tシャツやレギンス
【3】磨き布:肌着
【4】手で触りたくない場所:靴下

 次からは、【1】〜【4】それぞれの作り方と、生地の特徴を生かした使い方を解説します。

【家事ラクテクニック】タオルをカット

切り込みと引き裂く係を分担すると楽しい!(C)maki_organize