【独身貴族】独身貴族の不幸③社会的信用

独身貴族の特徴でも挙げましたが、ある程度年齢を重ねると年収があがり、貯金が増える印象の独身貴族。
年収が高く、貯金もあるなら社会的信用があって当然!
と思う人がいますが、残念ながらそれとこれとは意味が違います。

なぜか?

結婚をして、家族が増えると人として一定の責任感を負う事になります。
その責任感が社会的信用につながるのです。
例えば、結婚をしたら将来できる家族のためにしっかりと仕事をする責任とやる気につながります。
子供ができれば子供の教育資金のためにさらに一生懸命働くでしょう。

また、伴侶がいることで、家で精神的なサポートが得られ、その心の安定が更なる仕事パフォーマンスの向上につながることもあり得ます。

つまり、結婚をし、家族を作ることで仕事のパフォーマンスの向上、責任感が生まれ、
「この人は責任の重い仕事を任せても大丈夫だ」 → 「昇進」
「この人なら簡単に仕事をやめたり転職する事もないだろう」 → 住宅ローンの審査等
となるのです。

残念ながら独身を貫いている人は、意外とこの社会的信用はされません。
年収が高く、貯金もあるならローンは得られるでしょうが、社会の見方としては同じ年収の既婚者にはかなわないという面があることを知っておきましょう。

【独身貴族】独身貴族の不幸④貯金がない!

独身貴族とは年収が高くて貯金がある人の事だ!

は実は間違い。
もちろん、年を重ねればだんだんと役職もつき、年収もあがります。
でも貯金があるか?

実は独身貴族って年収のわりに貯金が少ないことが分かっています。
年収が高くて、養う家族もいない独身貴族。
ここに落とし穴が生まれます。

自分でもある程度年収が高いと、ゆとりが生まれます。
すると、貯金に回すというより、趣味や持ち物にお金を使う傾向になります。
同じ年収の既婚者も、養うべき家族がいれば当然そんなに貯金はできません。
でもだからこそ、学資保険や医療保険、個人年金などに入って用意をするのです。
でも、独身貴族は養うべき家族がいないし、貯金するより今楽しい方がいいとつい使ってしまう...

男性も女性も、身に着けるものや趣味にお金をつぎ込んで、独身貴族なりの生活レベルをキープするために、貯金はほとんどナシ。
見た目は華やかに見えて、男性ならモテる男子といえるでしょう。
そして女性なら独身を謳歌しているカッコいい自立した女性。
でも、貯金がない生活はちょっと不安ですね。

【独身貴族】独身貴族の不幸⑤老後の資金

貯金がないところから派生して、老後の資金がないことにも不安があります。
独身貴族はうっかりすると老後の資金に困ってしまう。

実は既婚者よりも独身の人の方が老後の資金が2倍も必要というデータまであります。
これはもちろんある程度の生活レベルをキープしたうえでという話にはなりますが、単純に数字をみるとぞっとしてしまいます。

どういうことかと言うと。
独身貴族とは、お金を自由に使える分貯金があまりないのです。

でも、貯金がそんなになくても一人ならどうにかなるさ

と思っている人が少なくない。
でもこれが間違い。
一度あげた生活レベルは落とそうと思ってもなかなか落とせるものではありません。

そして定年退職後に思ったほどお金がないことに気づきます。
退職金を考えても、年金では当然生活レベルを保つことは難しくなります。

そして配偶者がいなければ、体が思うように動かなくなると介護サービスや老人ホームに入ることになり、ある程度よいサービスを...と思うとかなりの金額がかかります。
老後も良い暮らしがしたいのであれば独身だからこそ貯金をするべきなのですが、つい毎月余裕のある収入のせいで気が緩み、なかなか貯金が難しいという現実があるようです。

【独身貴族】独身貴族の不幸⑥まだ結婚しないの?

まだ結婚しないの?

こんな周りからのプレッシャー感じたことはありませんか?
独身貴族とはもちろん自分で結婚できるけど結婚しないことを選択した人を意味します。
結婚難民とは違うのです。

でも、周りから見れば独身貴族も結婚難民も同じこと。
いくらモテる男子でカッコいい車を乗り回していても、「結婚しないの?」と聞かれるし。
いくらモテる男子から言い寄られている女性でも「結婚しないの?」と聞かれます。

独身貴族の人の特徴は?
(画像=『Lovely』より引用)

結婚したくないだけだからほっといて!

そう思う気持ちは分かりますが、周囲から見れば
「どうして結婚しないのか?」
「きっとちょっと変わっている人なのよ」
なんて変な目で見られてしまいます。