●死亡診断書の写し
●家族・代理人であることを示す公的証明書類
●家族・代理人の有効な写真付き本人確認書類(パスポートや運転免許証など)
●アカウントに登録しているメールアドレス。分からない場合は、携帯電話番号、支払いに関連する情報、アカウントの注文番号などの情報
貯める&備える
2024/12/31
先月亡くなった父の「クレジットカード明細」を確認。契約していたサブスク「1590円」の請求が来てるけど、支払う必要はある? IDやパスワードが不明でも「解約」できるの?
遺族が困らないように備える「デジタル終活」のポイント
国民生活センターは、先ほど紹介したような問題で遺族が困らないよう、「デジタル終活」を行うことを勧めています。デジタル終活の具体的なポイントは次の通りです。
遺族がロックを解除できるようする
万一のときに遺族がスマホやパソコンのロックを解除できるよう、パスワードを確認できるようにしておきましょう。一方で、第三者に知られるとトラブルの原因となりますので、管理方法には十分に注意が必要です。
契約しているサービス名やID・パスワードを整理する
オンラインで契約すると、契約内容がメールなどで交付される場合が多く、遺族が把握できない可能性があります。契約しているサービス名とID・パスワードは日頃から整理しておきましょう。アプリを活用することで、ID・パスワードを効率的に整理できるのでおすすめです。
エンディングノートを活用する
エンディングノートとは、万一のときに備えて、遺族に残すべき情報を記録しておくためのノートです。スマホのパスワードや契約中のサービスの整理にも活用できます。
アカウントにアクセスできる人を指名するサービスを活用する
Apple、Googleなどのソフトウエア提供事業者によっては、契約者本人が亡くなった場合に、アカウント情報にアクセスできる人をあらかじめ設定できるサービスを提供しています。遺族がアカウントにアクセスできるようになれば、サブスクの解約などもスムーズに進められ効率的です。
デジタル終活を行って遺族の負担を軽減しよう
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