ハリウッドにはたくさんの映画監督がいますが、その中でもヒットメーカーと言われる名監督たちを55人厳選してランキング発表していきたいと思います。往年の名監督から、新進気鋭の映画監督たちまで今注目すべき監督をぜひチェックしてください。
ハリウッド映画監督ランキングTOP55!
ハリウッド映画作品はたくさんありますが、今回は作品ではなく、監督に注目してランキングを発表していきたいと思います。
それぞれ独特の世界観や作風があるので、監督ごとに映画をチェックしていくのもおもしろいですよ。
ハリウッド映画監督ランキング第55位:ジム・シェリダン
アイルランドに生まれ1981年、32歳の時に渡米し映画製作を学び89年に帰国。
監督デビュー作品「マイ・レフトフット」がいきなりアカデミー監督賞にノミネート、アカデミー主演男優賞・主演女優賞に輝く快挙を成し遂げました。
代表作:マイ・レフトフット(1989)、父の祈りを(1993)
ハリウッド映画監督ランキング第54位:ミヒャエル・ハネケ
オーストリア出身、数々の映画賞を受賞している奇才ミヒャエル・ハネケ。
カンヌではパルム・ドールを2度受賞するなど、実力派監督でありながらリアルで背筋の凍る作風は論争を生こと多いのが特徴で、作品によっては途中で立つ観客が絶えないほど。
代表作:ファニーゲーム(1993)、ピアニスト(2001)、愛、アムール(2012)
ハリウッド映画監督ランキング第53位:デビット・リンチ
カルト映画「イレイザーヘッド」で注目を集め、「エレファント・マン」でアカデミー賞8部門にノミネートされます。人気テレビのツイン・ピークスの制作総指揮を務めたことでも有名です。
代表作:イレイザーヘッド(1976)エレファト・マン(1980)、ワイルド・アット・ハート(1990)
ハリウッド映画監督ランキング第52位:マーレン・アデ
プロデューサーとして活躍し、映画監督としては長編映画を3作しかまだ制作していませんが、その作品は世界的な賞を総なめにするなど高い評価を得ています。
特に高い評価を得た「ありがとう、トニ・エルドマン」はハリウッドでリメイクが決まっています。
代表作:ありがとうトニ・エルドマン(2016)
ハリウッド映画監督ランキング第51位:J・J・エイブラムス
脚本家やプロデューサーとして活躍した後、トム・クルーズからオファーを受け、ミッション・インポッシブル3の監督を務める。
映画監督作品はSFやアクションが多く、スターウォーズ続3部作の監督としても有名です。
代表作:ミッション・インポッシブル3(2006)、スターウォーズ/フォースの覚醒(2015)
ハリウッド映画監督ランキング第50位:キャメロン・クロウ
16歳で有名音楽雑誌「ローリング・ストーン」の記者になったキャメロン・クロウは様々なミュージシャンとの交流を深めます。
その後、脚本家や映画監督として活躍するようになり、自身の経験を描いた「あの頃ペニー・レインと」でアカデミー脚本賞を受賞し、音楽映画として大変高い評価を得ています。
代表作:あの頃ペニー・レインと(2000)、幸せへのキセキ(2011)
ハリウッド映画監督ランキング第49位:ソフィア・コッポラ
巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督の娘にして才能を受け継いだソフィア・コッポラ。二世という下馬評をものともせず、アカデミー脚本賞やヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞に輝く実力派。
代表作:ロスト・イン・トランスレーション(2003)、SOMEWHERE(2013)
ハリウッド映画監督ランキング第48位:テレンス・マリック
映画監督として40年のキャリアの中で制作した作品はわずか6本。2020年には美しい映像美とナチス侵攻の陰を描いた期待の作品「名もなき生涯」の公開が控えています。
代表作:シン・レッド・ライン(1998)、ツリー・オブ・ライフ(2011)
ハリウッド映画監督ランキング第47位:ウディ・アレン
アカデミーノミネート最多の24回、しかし本人はアンチアカデミー(ハリウッド嫌い)で有名、作品は特にヨーロッパで高い評価を得ています。
ウディ・アレンの作品は自宅のあるニューヨーク、マンハッタンを舞台に、自身が主演を務める恋愛映画が多く、皮肉をたっぷりこめたシニカルでコミカルな作風が特徴です。
代表作:アニー・ホール(1977)、世界中がアイ・ラブ・ユー(1997)
ハリウッド映画監督ランキング第46位:ラース・フォン・トリアー
エレメント・オブ・クライムで長編映画デビューを果たすとともに、いきなりカンヌ国際映画祭でフランス映画高等技術委員会賞を受賞。
性的に過激な表現で有名で、ハードコアポルノを作ることでも知られています。
代表作:ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000)、ハウス・ジャック・ビルト(2018)
ハリウッド映画監督ランキング第45位:ウェス・アンダーソン
ウェス・アンダーソン監督が手掛ける作品は、音楽から美術、細かな装飾まですべて作りこまれたアートのよう。
アニメ作品も手掛け、日本を舞台にしたストップモーション映画「犬ケ島」は豪華声優陣を迎えたことでも話題になりました。
代表作:ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001)、ダージリン急行(2007)
ハリウッド映画監督ランキング第44位:トッド・ヘインズ
性や人種、社会のマイノリティにスポットを当て、刺激的であるがゆえに時に批判にさらされることもあるトッド・ヘインズ。
しかしアーティスティックな彼の作品に惚れこむファンが多く、ヨーロッパでも高い評価を得ています。
代表作:エデンより彼方に(2002)、キャロル(2015)
ハリウッド映画監督ランキング第43位:ヴェルナー・ヘルツォーク
長編映画デビュー作「生の証明」でベルリン国際映画祭の新人監督賞を受賞し、その後も意欲的作品を次々と発表。
近年はドキュメンタリー映画を多く作成しており、2019年には日本を舞台にした半ドキュメンタリー映画「Family Romance, LLC,」をカンヌ映画祭へ出品しています。
代表作:アギーレ神の怒り(1972)、狂気の行方(2009)
ハリウッド映画監督ランキング第42位:ポール・トーマス・アンダーソン
1997年の「ブギーナイツ」で脚光をあび、アカデミー脚本賞にノミネート、新進気鋭の映画監督として注目され世界でも高い評価を得ています。
カンヌ・ベルリン・ヴェネツィアの世界三大映画祭すべてで監督賞を受賞している才能ある監督です。
代表作:ブギーナイツ(1997)、マグノリア(1999)、ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007)
ハリウッド映画監督ランキング第41位:ダーレン・アロノフスキー
1997年に映画監督としてデビューし、ミッキーロークを主演にした「レスラー」で大ブレイク、ミッキーロークの姿とキャラクターがマッチし世界的ヒットになりました。
以後次々と話題作を発表している実力派映画監督です。
代表作:レスラー(2008)、ブラックスワン(2010)、ノア 約束の舟(2014)