「デジタルパーマ」の乾かし方のコツとは?

デジタルパーマの乾かし方のコツは?これでゆるふわに!
(画像=『lovely』より引用)

デジタルパーマの乾かし方において、寝る前のお手入れが非常に重要なことがわかりました。では次に、肝心の乾かし方のコツをご紹介しましょう。 デジタルパーマの髪は、ただ乾かせば良いというものではありません。持ちを良くしたり、ヘアスタイルを決めやすくするためのコツが必要なのです。 キレイに仕上がったボブやロングのデジタルパーマを維持するためにも、乾かし方には充分注意しましょう。

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ(1)強風・弱風・温風・冷風

ドライヤーについている、温風と冷風の機能。ちゃんと使い分けられている人は少ないかもしれません。実は、デジタルパーマ後の髪は、温風と冷風の使い分けによって格段に乾かしやすくなります。 具体的な乾かし方をご紹介しましょう。

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ【強・温風】

ドライヤーの強風は、髪を乾かす一番始めに活用します。髪の根元を強めの力でこすりながら、髪の毛全体に風を送り込むような乾かし方をしましょう。すると、髪が乾くスピードが断然速くなります。 「自然乾燥のデメリット」の項でもお話したとおり、髪が濡れている時間を短縮すればするほど、髪のダメージは減っていきます。強力な風で一気に髪の水気を取り去りましょう。

また、温風で髪の毛を乾かすときは、根元、襟足、後頭部などの乾きづらい部分から始めましょう。毛先ばかりを温風で乾かすとダメージの元になります。

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ【弱・温風】

強風を当てて髪の毛が8割くらい乾いたら、毛先のデジタルパーマを乾かすために弱風に切り替えましょう。強風のままでデジタルパーマの毛先を乾かすと、せっかくのカールが飛んでしまう場合があります。 デジタルパーマ初心者の人は、ヘアスタイルを維持するためにも弱風で毛先を整えましょう。

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ【冷風】

冷風は、デジタルパーマの乾かし方の最後の仕上げに使います。髪の毛の性質上、デジタルパーマのカールは髪が乾燥して冷えたときに固定されます。 乾燥が9割終わった段階で冷風に切り替え、毛先のデジタルパーマを持ち上げながら冷風を当てるようにしましょう。すると、デジタルパーマ特有の弾力が出て、弾むようなヘアスタイルを作り出せます。同時にデジタルパーマの持ちも良くなるので、一石二鳥です!

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ(2)トリートメント

デジタルパーマの乾かし方のメソッドには、洗い流さないトリートメントの存在が欠かせません。髪の毛をドライヤーで乾かす前にトリートメントを付けることによって、髪をドライヤーの熱から守ってくれます。 また、髪を乾かしすぎることによる乾燥も防ぐ役割があるので、デジタルパーマ後の髪にはトリートメントが必須です。

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ(3)スタイリング

デジタルパーマは、髪を乾燥させたときにカールが出やすいパーマです。スタイリングのしやすさが利点の一つですが、それにもコツが必要です。

(1)ショートやボブで、しっかりカールを出したいとき
(2)ロングのゆるふわカールにしたいとき

この2タイプで、乾かし方は微妙に異なります。順番に詳しく解説しましょう。

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ【しっかりカール】

しっかりしたデジタルパーマのカールを出したい、ショートやボブの人におすすめの乾かし方です。もちろん、ロングヘアの毛先だけをしっかりカールさせたい人にもおすすめ。 髪の毛を優しく労わりながら、カールを持続させる乾かし方をマスターしましょう。

(1)髪の毛を濡らした後、毛先にトリートメントをつける

髪の毛の毛先にトリートメントをつけることによって、ドライヤーの熱から髪を守り、ツヤ感やまとまりをアップさせます。

(2)髪の毛の8割が乾くまで、根元を中心に乾かしていく

このとき、頭皮を軽い力で擦るようにしながら、上から下へドライヤーを当てていくのがコツです。ドライヤーの風は、上から斜め45°をキープするとベスト!

(3)髪の毛を2つに分けて、カールをつけつつ乾かす

髪の毛を2つに分けたら、外側から内側へ向かってクルクル螺旋状にカールをつけながら風を当てます。このとき、手の平の上に髪の毛を納めるようにするのがコツです。 特に強くカールを付けたいショート・ボブの人は、髪が乾いたらすぐに冷風へ切り替えましょう。

(4)仕上げ用のトリートメントをつけて完成!

あとは好みのトリートメントやワックスを使って、揉み解すようにスタイリングすれば完成です!

「デジタルパーマ」の乾かし方のコツ【ゆるふわカール】

(1)髪の毛を濡らして、毛先にトリートメントをつける
(2)髪の毛の8割が乾くまで、根元を中心に乾かしていく

ここまでは、【しっかりカール】の手順と同じです。

(3)髪の毛を握るように持ち上げて乾かす

ここが大きなポイントです。ボブやロングヘアでゆるふわな雰囲気を出したいのなら、髪の毛を巻かないままドライヤーの熱を当てましょう。ワックスをもみこむ時のような手つきで、髪の毛を握って持ち上げるようにします。そのままドライヤーの風を当てましょう。

(4)仕上げのトリートメントをつけて完成!

この時も、髪をクシャッとほぐしながら仕上げをすれば、ゆるふわなボブ・ロングへアスタイルの完成です。

まとめ:デジタルパーマの維持には、髪を労わる乾かし方が大切!

ここまで、デジタルパーマの乾かし方についてご紹介しましたが、いかがでしたか? デジタルパーマを長持ちさせるコツは、頭皮の健康にもつながります。髪を労わりながらドライヤーを使って、トリートメントで仕上げ。これがデジタルパーマをキレイに保つポイントです。

デジタルパーマを楽しむため、まずは乾かし方をマスターしましょう!