「『女子SPA!』から事前に、写真のみでのトリミングはNGという注意通達を受けています。曜日担当ディレクター自身は、キャプションを含む形でのトリミング発注を行っていました。
しかし、その作業を請け負ったのがADであったこと、さらにCG室のテロップの上がりをディレクターが確認しないままオンエアに至ったことで、この事態が起こりました」
――まとめると、ミスの原因はディレクターと作家、ADとの伝達ミスだったいうことですか?
「はい。全体としてディレクターの指示不足であり、コミュニケーション不足でした。それと同時に私と総合演出のチェック不足でもあります。完全な人為的ミスなので、我々の怠慢である事実は免れないと考えています」
<※編集部注:女子SPA!の記事使用に際しては「番組で使用される際は、雑誌(又はWebサイト)の記事であることがわかるようなトリミングで使用して下さい。記事の中の写真だけをアップで抜くような使用方法は著作権上の問題が発生しますので使用をお断りしています。写真のデータ等をお貸し出しするサービスはしておりません。」と記載しています。(記事使用申請書「使用上の注意」全文)>
◆もし私が声をあげなかったならば?
――「女子SPA!」運営元の出版社を通じて、今回の件について一報があった際はどう思われましたか?
「まず、謝罪しなければいけないと思いました。放送により誤解を招くような結果になってしまったのであれば、すぐに映像を確認して、経緯の確認と原因を突き止め、お詫びを対外的に発するべきである、と。
その上で、もちづきさんに直接会ってお詫びしたいとも思いました。テレビによって被害を受けるなんて、あってはならないことなんです」
――もし今回、私が声をあげなかった場合でも、何らかの対処は行われたのでしょうか?