「今回の一連を私の視点で記事化させてもらい、番組として取材を受けて欲しい」と。
これに対し、TOKYO MXからは「お受けしたい」という返答をいただきました。ここから先は、『5時に夢中!』プロデューサー・丹波忠寛(たんば・ただひろ)氏への、もちづき千代子による直撃インタビューとなります。
◆ナレーションでは登場しないのに“顔写真だけ”露出した理由
――今回の事態を引き起こした経緯の説明を、改めてお願いいたします。
「この度のことは、『5時に夢中!』内のネット記事を紹介するコーナー『日刊BINKANランキング』内で起こりました。コーナーは記事そのものを映しながら、記事を要約した原稿読みと合わせて進行する形です。
当日も曜日担当ディレクターが、テロップを作成するCG室に、記事のどの部分を映すか、どの写真を使用するか、絵割りの指示を行っていました。
この時点でディレクターは、読み原稿に、もちづきさんの具体的なエピソードが含まれることを想定しています。しかし、放送作家が書いた読み原稿からは、その部分が省かれていたのです。ディレクターは本来であれば、絶対に作家に対して指示や事前の擦り合わせをしなければならなかったんです」
――その結果、私の写真は副調整室からそのままオンエアされた、と。
「はい。もちづきさんの写真はトータル8秒露出してしまいました。
当日に読み原稿とテロップを統合して不自然な部分があるのかを、ディレクターおよび私たちプロデューサー、さらに総合演出も行っていなかったのが直接の原因になります」
◆写真とセットだった記者である説明、なぜ放送で省かれた?
――「女子SPA!」では、私の写真には「73キロから53キロへ減量した経験のある筆者・もちづき千代子」というキャプションがついていました。これがあれば、誤認はある程度防げたように思います。