12月2日で「健康保険証」が廃止に! まだ「マイナ保険証」に切り替えてないけど、登録しないとどうなる?
2024年12月2日以降、これまで使われてきた健康保険証の新規発行が停止され、今後はマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」への切り替えが推奨されています。「どうして切り替えが必要なの?」「切り替えると何が変わるの?」と疑問を感じている人もいるでしょう。   本記事では、マイナ保険証への切り替えの必要性やメリット、手続き方法について解説します。

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そもそもマイナンバーカードって何だっけ? まずは基本をおさらい

マイナンバーカードは、2016年1月に交付が開始された、個人番号(マイナンバー)を基にした顔写真付きの身分証明書です。
 
このカードを使えば、転出届の提出や児童手当の申請などさまざまな行政手続きがオンラインで行えるほか、住民票や印鑑証明の取得もコンビニでできます。
 

マイナ保険証とは? 登録しないとどうなる?

このマイナンバーカードを健康保険証として利用できるように登録したものが「マイナ保険証」で、2021年10月から本格運用が開始されています。
 
これまでは、現行の健康保険証も従来通り発行されていて、必ずしもマイナ保険証を使う必要はありませんでした。
 
しかし2024年12月2日以降、現行の健康保険証の新規発行がなくなり、現在使えている健康保険証の有効期限は最長で2025年12月1日までとなります。それ以降は使うことができなくなるため、それまでにマイナ保険証に移行することが推奨されています。
 

マイナ保険証の利用登録をしない場合は「資格確認書」が交付される

有効期限内にマイナ保険証に移行していない場合は、事前に「資格確認書」が交付されます。「資格確認書」でも医療機関での診療や薬局での処方など基本的な医療サービスはこれまで通り受けられます。
 
資格確認書の有効期限は、5年以内で保険者が設定することになっています。
 

マイナ保険証を使うメリット