なんだか今日はギリセーフな『おむすび』なのでした!
ウソです
社食パートについては大甘でギリセーフかなと思ったけど、野球部はこれダメだひどい。
昨日は肩より上に腕が上がらないと言っていた翔也(佐野勇斗)、今日はそこそこ投げられるみたいです。日によって痛みが違うというのはわかるとしても、大学ホームラン王の大河内が一打席勝負を挑んでくる展開は、なんだこれ。
いや、これももしかしたら、つじつまを合わせに来たのかもしれない。大学野球ナンバーワン打者が社会人に進んできたことが不思議だったんですが、こいつどこに行ってもチームの和を乱す素行不良が原因でドラフトから漏れたのかもしれませんね。プロチームから所属大学に調査が入って、「大河内はよく打つが、横暴な性格でチームを壊す」という情報を得ていたのかもしれない。
チームに馴染めない素行不良のスーパープレイヤーが部活を辞めて単身メジャーを目指す、なんて話も実際にないわけじゃないし(マック鈴木とか)、そういう類の選手だったのかもしれない。だったら星河が受け入れた理由がなくなってしまうけど、野球部に限らず星河って会社の人事部が機能していないことは結の入社経緯からも明らかですからね。ずさんな調査で「ホームラン王だ! ほしい!」ってなってても不思議じゃないわ。
で、そんな大河内ですが「一打席勝負だ!」と言いながら「ヨンシームを投げろ!」と球種を指定してきます。いや、球種を指定してきたら勝負じゃないのよ。単なるフリーバッティングなのよ。
そして一番ダメなのが、2ストライク後にベンチに入ってきた監督が「四ツ木、投げるな!」と言ったところです。おまえ四ツ木の肩の不調を知ってたのかよ。知ってて放置してたのかよ。なんでなんで?
この「監督が肩壊れてるの知っていた事件」が今日イチのダメエピソードだったけど、いちばん嫌だったのは別のところなんです。
IT会社に就職したけどコピーばっかり取らされてコンプレックスにまみれた陽太(菅生新樹)が、結に「おむすびみたいに、ばり好いとうってこともないし」と言った場面です。「おむすびみたいに、とっても大好きなこともないし」という意味でしょう。