「寄せ鍋」で節約するには、具材にかかる値段を抑える必要があります。お値打ち価格のおすすめ具材は「もやし」や「ちくわ」、「うどん」です。
「もやし」は、スーパーで20円から30円で販売されているケースことも多く、鍋の具材にピッタリです。「ちくわ」は1袋4~5本程度で110円から120円とリーズナブルで、高タンパク質のため、栄養面でも優秀なおすすめの具材です。
近年、米の値上がりが問題となっており、お米が品薄状態になった時期もありました。そこでおすすめなのが「うどん」です。「ゆでうどん」の価格は、約140円であり、お鍋のしめにも向いています。
鍋料理で節約するための工夫
鍋料理の具材が高騰しているため、節約するには、安いスーパーで野菜を購入するなど工夫する必要があります。また、鍋料理をお値打ちに作るには、調味料を自作したり、残った具材を次の料理で活用したりするのがポイントです。
調味料を自作する
鍋料理をするときに、販売されている鍋の素を購入する人もいるでしょう。自分で調味料を作るのは難しいと思っている人もいるかもしれません。しかし、実は家庭にある調味料だけで鍋の味付けができます。
「寄せ鍋」を作るときの調味料は、4人前だと、料理酒(大さじ3)、みりん(大さじ3)、醤油(大さじ3)、顆粒和風だし(小さじ2)で作れます。
「塩ちゃんこ鍋」を作るときの調味料は、1人前だと、料理酒(50cc)、みりん(30cc)、薄口しょう油(10cc)、鶏がらスープの素(小さじ3)、塩(小さじ1)、にんにくとショウガ(2センチメートル)で完成です。
残った具材は次の料理で活用する
鍋料理の具材を余らせてしまう人もいるかもしれません。しかし、残った具材を別の料理に活用すれば、食費の節約にもつながります。具材が余ったときのアレンジ例として、具材を細かくカットし、卵を追加すると玉子丼ができます。
そのほかにも、残った出汁にじゃがいもや玉ねぎ、こんにゃく、ニンジンを加え、醤油と砂糖で味を調えると肉じゃがにできます。ついつい作りすぎてしまう鍋料理ですが、捨てずにアレンジをすると美味しく食べられます。