――海外ではグルテンフリーなどの観点から健康面でおにぎりを支持する人も多いそうですが、キャラ愛すらあたたかく包み込んでしまうのがおにぎりの度量の広さなのかもしれません。
◆Tesshiさんおすすめの「ごちそうおにぎり」とは?
――Tesshiさんの考えるおにぎりの魅力はなんでしょうか?
Tesshi:やっぱり、自由なところ。おにぎりって懐が本当に深くて。握らなくったっていいんです(笑)。どんな具を入れてもいいし。
私はごちそうおにぎりのレパートリーを考えるときによく参考にするのが回転ずしなんですよ。ハンバーグがのっかっててもいいんです! 酢飯ってほんとなんでも合いますしね。私も個性的な食材を具にする時は、よく酢飯をおにぎりに使うんですよ。
――なるほど! おにぎりってほんとうに自由ですよね。
Tesshi:私が「#ごちそうおにぎり」で投稿し出してから長く経ちますが、「ごちそう」っていっても別に「高級」とは限らない。
好きなものを好きなときに食べられたらそれはごちそうなんだと思います。大事なのはおにぎりを作るときに、食べる瞬間を想像すること。
自分のために作るなら、おにぎりにかぶりつく瞬間をイメージすると、ワクワクするはず。誰かのために作る場合は、このおにぎり見たらどんな顔するのかな。どんな顔して食べてくれるのかな。そういったことを考えながらおにぎりを作る時間も、自分にとってはごちそうです!
【Tesshi】
愛知県岡崎市在住。Instagramに投稿するボリューミーで迫力満点の「#ごちそうおにぎり」やスープ、パスタなどが大人気のインスタグラマー。本業は保育士。フォロワー数は38万人超え(2024年11月現在)で、国内外からの注目を集める。著書多数。 Instagram @tmytsm
<取材・文/高橋健太 構成/女子SPA!編集部>
【女子SPA!編集部】
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