◆初監督の俳優・プロデューサーの松林監督が「自分自身の手で」と
2017年、アメリカのハリウッドで映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが告発されたことをきっかけに、「#MeToo」運動が沸き起こっていきました。
この動きは世界中で一大ムーブメントになりましたが、日本のエンターテインメント界は、まだまだそうした“声”を受け入れる体制になっているとは言い難いかもしれません。
それでも以前よりは性加害問題が取り上げられるようになってきました。
『ブルーイマジン』で初監督を務めた俳優、プロデューサーの松林麗さんも被害当事者のひとり。
「当事者からみた世界でどう訴えてゆくべきか。自分自身の手で、自分を救う事を訴えたかった」とコメントしています。
先に企画・プロデュースを手掛けた映画『蒲田前奏曲』でも、業界におけるセクハラ被害を扱いました。