雨キャンプの設営と片付け方の対策

①水はけのよい場所を選ぶ

低い場所に水は溜まりやすいので、少しでも高い場所で水はけがよいところで準備や設営をしましょう。大きな水溜まりができたり、夜になったらテントが水没してしまった、なんてアクシデントを防ぐ対策になります。

芝生や砂利が引いてあるところなら、泥まみれにもなりにくいです。木や林の近くは、風雨を遮ってくれるので、風が強い日の対策にもなります。

➁レインコートを着てから設営をする

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設営に取り掛かる前にまずはレインコートとレインブーツを着て、作業がしやすいよう準備をしておきましょう。両手が空いていないとタープ張りやテントの準備がうまくできません。レインコートはズボンも付いているほうが、屈んだ時に腰が濡れるのを防げて便利です。

レインブーツは吐き口をしっかり締め、ズボンを上からかけてブーツの中に水が入らないように対策しましょう。面倒だからと濡れながらを設営して、濡れたまま過ごすと、体が冷えて体調をくずしてしまいます。楽しくキャンプしたいなら、体が濡れないようにする対策も必要です

③タープは先に設営して最後に片付ける

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雨に少しでも濡れないように準備するには、まずはタープから設営しましょう。後でテントの入り口を繋げられるように、テントの位置も考えながら張る場所を決めよう。ぬかるんでペグがゆるくて抜けそうな時は、大きい石を載せるとしっかり止められます。

雨水が屋根に溜まると壊れる原因にもなるので、排水できるようにやや傾斜をつけて張るのがポイントです。撤収の時は、タープの下でテント等の片付けがすべて終わってから、最後にタープを外すほうが効率的です。

④テントの下にグランドシートを敷く

テントの下へグランドシートを敷いておけば、テントの浸水や地面の冷気が入り込むのを防ぐ対策ができるので、夜の寒さも防げます。グランドシートの位置はテントにぴったり合うようにすると、テントの隙間に雨が溜まりにくく、テントへ泥汚れもつきにくいです。

⑤タープと繋げてテントを張る

雨の日でテントを張る時の対策としては、テントの入口をおおいかぶすように設置するのがポイントです。テントとタープが離れていると、出入りする度に濡れてしまいます。水だまりの対策でタープを斜めに張る時は、テント側は高くなるように設置しないと、溜まった雨水がテントへ入ってしまうので注意しましょう。

雨キャンプで楽しめる料理

①雨でもバーベキューをしよう

焚き火用のタープなら、高さがある焚き火台を使えば、雨でも炭も濡れず火がつけやすく、気軽にバーベキューも楽しめます。焚き火用のタープがなければ、ガスコンロ用のバーベキュー台でも安全にバーベキューできます。

①煮込み料理

雨の日はじっとしている時間が長いので、手の込んだ煮込料理にもトライしてみましょう。ダッチオーブンを使ってじっくり煮込こんだ、シチューや煮物料理など、キャンプならではの美味しい煮込み料理とお酒で、楽しい宴が開けます。

③スモーカーで燻製をつくる

スモーカーとチップの道具さえ揃っていれば、どんな食材でもスモークが楽しめます。火は通らないので、そのまま食べれるベーコンやハム、チーズなら手軽に燻製がつくれます。スモーカーは煙とにおいがでるので、できるだけテントから離したタープの下に設置しましょう。

雨キャンプの注意点

①防寒着を用意する

山の天気は変わりやすく、日が差している時は暖かくても、雨が降ると気温も下がり、夜は急に冷えて寒くなります。標高が高い場所は夏でも寒く、雨に濡れると体が冷えて体調を崩してしまいます。濡れてしまった時の着替えも含め、しっかり防寒着を用意していきましょう。

➁荷物はコンパクトにまとめる

雨の日は何かと物入りで全体の荷物が増えてしまいます。必要のない荷物は極力減らし、出来るだけ軽量でコンパクトに収納できる便利な道具を用意していきましょう。

③荷物は家に帰ったらすぐ干す

濡れたキャンプ道具をそのまま放置しておくと、防水性の荷物は蒸れやすいので、カビが発生したり傷む原因になります。雨キャンプから戻ったら、翌日には、洗濯できるものは洗って、濡れたテントやシートは広げてしっかり干しましょう。

④天気が大荒れの時は無理をしない

山の天気は変わりやすく、晴れていても、急に雨が降ったりと予想が難しい時もあります。もし嵐と重なってしまった場合、大荒れの天気の中では、テントやタープが吹き飛んでしまったり、夜中になって川が増水したり、土砂崩れなどの危険もあるので、無理をせず潔く中止にする決断も必要です。

雨キャンプ対策をしてキャンプを楽しもう

雨だからとあきらめず、雨キャンプでも楽しめる対策をして便利な道具を用意していけば、雨の日でも楽しくキャンプができます。いつ雨が降り出しても慌てなくて済むように、常に雨に対応できる便利な道具を荷物に用意しておけば安心ですよね。

一番大事なのは、楽しもうと思う気持ちが大切です。ぜひ、雨ならではの幻想的な自然を感じながらキャンプを楽しんでくださいね。

 

提供・BELCY

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