雨キャンプを楽しむための対策・過ごし方
①のんびり過ごす
天気がよい日は、大勢のキャンパー達が集まり、騒いだりマナーが悪い人達の迷惑行為に悩まされることもありますが、雨の日は、キャンプに慣れた上級キャンパーの限られた人が訪れる程度なので、キャンプ場も空いていて、気を遣わずのんびり過ごせるメリットがあります。
➁仲間との絆を深める
雨で行動する範囲が限られますので、仲間と会話をする機会も増え、夜もずっと一緒に過ごすので、お互いの事も分かり合え仲が深まりやすくなります。雨の中の準備や荷物を片付ける時の段取りも、協力しあいながら進める必要もあり仲間との絆も強くなりますよ。
③キャンプスキルを磨く
雨のキャンプは準備も設営も手間暇がかかる分、スキルが自然と身につきます。ソロでも大人数での雨キャンプでも、この機会に段取りよくムーズに荷物の準備や設営を進ませられる癖をつけておきましょう。もし失敗しても、それも貴重な経験になり、次回のキャンプの時に教訓として生かせます。
また、雨の日の上級キャンパーさん達が使っている便利な道具を観察できるいい機会でもあります。雨でも対応できるコツを掴んでいれば、突然の雨の時でも慌てずに楽しくキャンプを続行できますよね。
④自然を堪能する
雨のキャンプ場は人も少なく、雨の音が静かに響く自然をゆっくり堪能できます。木々が水をはじく心地よい雨音や、森に霧が立ち込み幻想的な風景が広がります。晴れ間が見えた時の解放感もたまりませんよね。晴れの日では経験できない、雨の中の自然を感じて、癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
⑤魚釣りをする
雨の時は、水が濁り雨音で人の気配もかき消され魚の警戒心が薄れるので、魚が釣れやすくなる絶好のチャンスです。キャンプ場の近くに釣り堀があれば、竿や餌をレンタルで貸してくれるところもあるので、気軽に釣りが楽しめます。釣れた魚はお持ち帰りして、キャンプ場で調理すれば、釣りたての美味しい魚が食べれます。
⑥写真撮影
雨の中のキャンプ場で、写真を撮って楽しむこともできます。雫が滴る木々や、靄で包まれた山や草原の幻想的な風景を撮影することができますので、画質のいいカメラを持っていってチャレンジしてみましょう。
⑦カードゲームで遊ぶ
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雨キャンプの夜は寝るだけで過ごすだけではつまらないので、気軽に複数人で楽しめるトランプやカードゲームを用意していくと、意外に熱中しやすく盛り上がります。ルールが単純なカードゲームなら、誰とでも対戦できて、みんなと一緒に長い時間楽しめます。
⑧読書
ソロや少人数なら、好きな本を持っていって、日中は、雨音を聴きながらリラックスチェアでのんびり本を読んだり、夜はテントの中でまったり本を読みふけったりして、贅沢な時間を過ごすのもいいですよね。
雨キャンプのために準備しておくこと
①天候をチェックしておく
キャンプをする時に雨が降っても、多少の雨ならキャンプは可能です。事前に天気予報などをチェックしておくと安心ですよね。山の天気は気まぐれなので、午前中は晴れていたけど午後は急なスコールが降ったりと目まぐるしく変わるので、晴れ間が出た時に必要な作業を済ませておくなど計画的に行いましょう。
➁雨キャンプに必要な道具を準備しておく
晴れ予報だったとしても、山の天候は不安定なので、雨が降ることも予想して、雨キャンプに必要な道具を調べて準備しておけば、雨キャンプでも楽しく過ごせます。まずは雨の中で設営や片付けがスムーズにいくようにシュミレーションしておきましょう。
テントやタープなどの設備は雨風に強い耐久性のあるものを揃え、雨の中でも活動できるキャンプ用のカッパや長靴も準備しておきましょう。テントの中でも飽きずに遊べて、気軽に持っていけるカードゲームや、じっくり調理が楽しめる調理道具や食材も用意しておけば雨の中でも飽きずにキャンプが楽しめますよ。
雨キャンプを楽しむための便利な道具
①耐久性の高いテント
キャンプの必需品といえばテントですが、雨風に耐えられる耐水性や耐久性の強い、準備や設営が簡単な便利なテントを準備しましょう。
入口側に雨よけの前室がついているテントだと、濡れた道具を置いたり、雨の吹込みも防げます。さらにコンパクトに収納できるものだと、荷物も減らせて、雨の中での積み込み作業も楽になります。
➁雨風に強いタープ
雨の日でもタープを用意しておけば、濡れずに快適に過ごせて便利です。風に強いタープを用意しておけば、夜寝ている間に風で飛ばされる心配もありません。焚き火用のタープなら雨でもタープの下で焚き火やバーべキューも楽しめますよ。
③アウトドア用レインブーツ
普通のスニーカーでは靴の中がすぐ濡れていまいますし、穴のあいたサンダルは足に泥や落ち葉がついて不衛生で不快ですよね。夜は特に足元が見えにくいので、思わぬ泥濘に足を取られることもあります。アウトドア用の滑り止めがついたレインブーツを用意しておけば、泥のぬかるみで足を取られず歩きやすいです。
④アウトドア用レインウエア
傘を差しながら片手がふさがった状態では、テントやタープの設営が難しいだけでなく、濡れて風邪を引く心配もありますので、雨キャンプは防水性の高い上下セットのレインウエアを用意しておきましょう。
防水だけでなく通気性にも優れたアウトドア用のレインコートなら、雨の中作業して汗かいても蒸れずに快適です。雨の中も傘無しで身軽に散策が楽しめたり、釣りやトレッキングにも活用できる便利な道具です。
あると便利な道具
ブルーシート | 雨漏りした時にかけたり、荷物の敷物などに使える道具。 |
傘 | トイレやちょっとした移動の時、さっとかざせて便利です。 |
ガスコンロ | 焚き火ができないテントやタープでも安全に調理ができる。 |
ビニール袋 | 濡れたものや泥がついたものを入れて持ち帰れる。 |
タオル | 雨で濡れた時ふけるように多めに準備しておくと便利です。 |