行政書士・三木ひとみ氏の助言
かなり危険な状況ですね。まず不正受給は、悪質な場合は詐欺容疑などで逮捕されるケースもあるので、一日も早く解消するべきです。
「現金手渡しの風俗なら足がつかない」と考えているのかもしれませんが、性風俗業も今の立花さんの年齢的には、今後も続けるのはかなり厳しいはずです。
これはもちろん当人のやる気次第ですが、正直、50代中盤の立花さんが生活保護費以上の金額を自力で稼いでいくのは、現実的には至難の業。また過去には大病もされているそうなので、医療費の面でも保護を受けていたほうが無難でしょう。生活保護では、医療費もかかりませんし、通院のタクシー代を申請することもできます。最近では、新型コロナウィルスのワクチン接種に必要な交通費を申請することもできます。
ちなみに現在、国民年金として受け取れるのは、月額にして約6万5000円(編集部注:年金保険料を40年間すべて支払っている場合に、65歳から受け取れる額)。高齢になり貯蓄も持ち家もなく、国民年金のみで暮らして、ギリギリの生活をしているよりも、場合によっては生活保護を受けたほうが余裕のある生活になる人もいます。 現状を受け入れて、国が定める“最低限度の生活”と、ご自身の望む生活水準との折り合いをつけるべきです。
「生活保護は恥」と思う方もまだまだいらっしゃいますが、これは権利です。権利を使うことに後ろめたさを感じる必要はないと、改めてお伝えしたいですね。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
提供・女子SPA!
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