2007年に開館した「香り」をテーマとしためずらしい博物館。世界中から集めた香水コレクションのほか、香油瓶や香炉、蒸留器など、香りにまつわるものが展示されています。またオリジナル香水作りや、匂い袋づくりなどの体験もできるので、ぜひチャレンジしてみて。
【7位】★3.7:雲仙温泉(長崎)
長崎県の島原半島にある雲仙温泉。強い酸性の湯で、硫黄臭がします。色は透明あるいは白みがかっており、皮膚病やリュウマチなどに効能があるとされます。共同浴場や立ち寄り湯などの施設もあるので、日帰りでもゆっくりと温泉に浸かることができます。
温泉街の中には、白い温泉余土が積もり、硫黄臭のする湯けむりをふき出す雲仙地獄があります。散策路が整備されており、無料で見学可能です。様々な大きさの地獄が30か所ほど点在し、温泉の温度は最高98度、湯けむりの温度は最高120度にも達するそう。
編集部おすすめスポット①仁田峠展望所
雲仙岳にある峠の一つで、雲仙観光の代表的なスポット。峠へは、峠道としては全国的にもめずらしい、一方通行の「仁田峠循環道路」が通っています。一帯は紅葉名所として知られており、秋には道路が渋滞するほど多くの人が訪れます。
近年はピークシーズンの数日間、仁田峠循環道路にて渋滞緩和のための事前予約実証実験が行われています。紅葉時期に訪れる場合は、あらかじめ通行規制の要件をチェックしておきましょう。
編集部おすすめスポット②雲仙ロープウェイ
雲仙岳の仁田峠から妙見岳までを、真っ赤なゴンドラで結ぶロープウェイ。春にはミヤマキリシマ、夏には新緑、秋には紅葉、冬には樹木を覆う霧氷と、四季折々の絶景のなか約3分間の空中散歩を楽しめます。