島根県の斐乃上(ひのかみ)温泉、栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉と並ぶ「日本三大美肌の湯」として有名な佐賀県の嬉野温泉。温泉街には30数軒の旅館が立ち並んでいます。
泉質はナトリウムが多く含まれる重曹泉で無臭で、ぬめりがあるのが特徴。このお湯が肌にまとわりつき、角質化した皮膚をしっとりなめらかにします。
編集部おすすめスポット①湯宿広場
温泉街の中心部にある「湯宿広場」。足湯と足蒸し湯を誰でも無料で利用でき、雨や雪が降っていても濡れずに美肌の湯を楽しめます。特に珍しい足蒸し湯は、蒸気が出る穴に両足を入れて、ひざに箱をかぶせて10分から15分程度蒸します。蒸気が逃げないように箱と足の間にバスタオルをかぶせると早く温まります。
編集部おすすめスポット②宗庵 よこ長
嬉野温泉を訪れたらいただきたいグルメのひとつが「温泉湯どうふ」。その発祥のお店が「宗庵 よこ長」です。嬉野産大豆100%を使った木綿豆腐を、嬉野温泉のお湯で煮込んでおり、とろけるような舌触りのお豆腐を楽しめます。
編集部おすすめスポット③広川原池
九州で落羽松(ラクウショウ)といえば、福岡県の「篠栗九大の森」がよく知られており、今ではインスタ映えスポットとして多くの人が押し寄せるようになりました。同じような景色が佐賀県でも見られると、徐々に知名度を上げつつあるのが、嬉野市にある「広川原キャンプ場」内の池です。風のない日には水面にリフレクションする落羽松も見ることができ、神秘的な光景にうっとりしてしまいます。