難癖をつけるクレーマーの心理④構って欲しい

何かと難癖をつけたがるクレーマーの心理の4つ目は、構って欲しいという心理です。

これは特に年配の方に多く見られる心理なのですが、この場合は何か特別文句を言いたという心理や、日頃の生活の中で感じているストレスを発散させたいといった心理などは全くありません。

ただただ構って欲しい、話し相手になって欲しいという心理だけなのですね。

初めは何かに難癖をつけてクレームを言ってくるとことから始まるのですが、よくよく話を聞けば特に何かに怒っているというわけでは無さそうだという場合があるのです。

その場合に考えられるクレーマーの心理がこれにあたります。

普段一緒に話す人がいないので、その寂しさを紛らわせるためにお店の店員さんなどに言い掛かっていってしまうのです。

そのように接することで、店員さんが自分の相手をしてくれるのだと思っているのですね。

この心理を知るとなんだか邪険に対応するのも可哀想に思えてくるかもしれませんが、一度親身になって相手になるとなかなか帰ってくれないという場合もありますので、必要以上に対応に当たるのは避けた方が良いかもしれませんね。

難癖をつけるクレーマーの心理⑤お客さんが一番偉い

次にご紹介する難癖をつけたがるクレーマーの心理は、お客さんが一番偉いという心理です。

これはもしかしたらクレーマー以外の人でもそのように思っている人がいるかもしれませんね。

よくよく飲食店などに入った際、メニューを注文するときの店員さんに対しての言い方が上から目線で偉そうというのも、この心理の表れだと言えますね。

何かにつけて難癖をつけるクレーマーにも、これと同じような心理がみられる場合があります。

自分達お客が一番偉いという考えを持っていることから、お店からサービスを受けられるのが当たり前で、店員さんはお客さんに目一杯のおもてなしをするべきだと思っているのです。

そのような概念が強く頭にあることから、ちょっとでも気にくわない対応を受けると、必要以上に怒ってしまい、クレームに発展します。

自分達お客が一番なんだから、あなた達店員さんはもっとお客さんに奉仕しなさいよ!などと内心で思っているのでしょう。

難癖をつけるクレーマーの心理⑥必要以上のサービスを求める

6つ目にご紹介するクレーマーが難癖をつける心理は、必要以上のサービスを求めているという心理です。

みなさんこんな経験はないでしょうか?

例えば飲食店などに入った場合に、注文したお料理に髪の毛が入っていた。

それを店員さんに伝えると、お詫びとしてお料理の代金は結構です。

などと言ったように、お店の不手際を指摘することで、詫びとして上乗せのサービスを受ける事が出来る場合があるのですね。

クレーマーの中には、これを悪用しようと企む人がいるのです。

本当はありもしないようなクレームの内容を店側に押し付け、本来受ける事が出来るサービス以上のものを受けようとしているのです。

お店にクレームをつける事で、割引や無料などと言ったサービスを受けることを狙っているのでしょう。

このようなずるいことを考えているクレーマーも、いるようです。

難癖をつけるクレーマーの心理⑦精神疾患の可能性がある

ここまで様々なクレーマーの心理をご紹介してきましたが、この他にも考えらるクレーマーの心理として、精神疾患というのもあるのです。

精神疾患とはいわゆる「心の病気」のことで、主に精神状態が安定せずに気分の浮き沈みが激しいという特徴があります。

この精神疾患の特徴が原因で、友達との関係や近所付き合いなどの人間関係において様々なトラブルを起こしてしまうという場合もあるのです。

精神疾患とは自分で自覚するのが非常に難しいのです。

気分の浮き沈みは誰にだってありうる事ですので、それだけで精神疾患だと思ったりすることはないでしょう。

しかし、だからと言って周りの人が「あなたは精神疾患だよ」と指摘するのもなかなか難しいですよね。

ですので、これは本人が自分で精神疾患に気付くように周りの人達が導いてあげるのが良いのかもしれませんね。

ですがこの精神疾患は放置していればうつ病などに発展してしまう可能性がありますので、少しでも精神疾患を疑う場合は早めに対処するべきだと言えるでしょう。